【完全版ガイドライン】Indeedのアナリティクスの分析方法!見るべき重要指標(応募単価・応募率・クリック率・クリック単価・表示回数)と分析の手順
「Indeedに求人を出しているが、期待したほど応募が来ない」
「アナリティクスのレポート画面を見ているが、数字の良し悪しが判断できず、次の一手が打てない」
採用難易度が高まる中、このようなお悩みを抱える経営者様や人事ご担当者様は非常に多くいらっしゃいます。
Indeedは「求人を出して終わり」の媒体ではありません。運用型広告であるIndeedにおいて、採用成功を分ける最大の鍵は「アナリティクスのデータを正しく分析し、ロジカルに改善を繰り返すこと」にあります。
本記事では、Indeedの正式認定パートナーである弊社(アクセルパートナーズ)の膨大な運用実績とノウハウに基づき、アナリティクス分析において「どの指標を」「どのような優先順位で」見るべきか、異常値を見抜く相場観から具体的な5つの分析ステップまでを徹底解説します。
Indeedアナリティクスで必ず見るべき「4大重要指標」とその定義
Indeedのアナリティクス(レポート画面)には様々な数字が並んでいますが、採用成果を改善するためにまず押さえておくべきなのは、以下の「4大重要指標」です。
1. 応募単価(CPA:Cost Per Action)
1件の応募を獲得するためにかかった広告費用です。[費用 ÷ 応募数]で算出されます。採用の費用対効果を測る最も重要な指標です。
2. 応募率(CVR:Conversion Rate)
求人の詳細ページをクリックして閲覧した人のうち、実際に応募まで至った人の割合です。[応募数 ÷ クリック数]で算出されます。原稿の魅力度や労働条件のマッチ度を示します。
3. クリック率(CTR:Click Through Rate)
検索結果一覧に求人が表示された回数のうち、クリックされた割合です。[クリック数 ÷ 表示回数]で算出されます。求人のタイトル(職種名)やキャッチコピー、写真の惹きつけ力を示します。
4. クリック単価(CPC:Cost Per Click)
求人が1回クリックされるごとにかかった費用の平均です。[費用 ÷ クリック数]で算出されます。この数値が高騰すると、同じ予算でもクリック数が稼げず、結果的に応募単価の悪化に直結します。
また、これらの指標に加え、Indeed独自の指標として「応募開始数」というものがあります。これは求人詳細画面にある「応募画面に進む」ボタンが押された回数を指します。応募には至らなくても、求職者の意欲を測る上で重要なデータとなります。
【最重要】当社が実践するデータ分析の優先順位(なぜ上流から見るべきなのか?)
アナリティクスを開くと、つい数字が一番大きい「表示回数」や「クリック数」から見てしまいがちです。
しかし、当社が実践するデータ分析の優先順位は、実はその「逆ピラミッド型」になります。
当社は以下の優先順位でデータを分析し、ボトルネックを特定しています。
【優先度】
応募単価・応募数>>> 応募率・クリック単価 >>> クリック率 >>> 表示回数
「応募単価(CPA)」から逆算する理由
採用活動の最終ゴールは「設定した予算内で、ターゲットからの応募を獲得すること」です。極端に言えば、応募単価が自社の目標内に収まっており、必要な応募数が獲得できていれば、他の数値が多少低くても「成功」と言えます。 まずは「応募単価」を確認し、それが目標より悪化(高騰)している場合にのみ、「なぜ高くなっているのか?」を探るために下流の指標へと分析を進めるのが正しいロジックです。
「表示回数」や「クリック数」は大事じゃないの?
ここで「表示回数やクリック数も大事じゃないの?」と考える方も多いと思います。もちろんそれも正しい視点です。
しかし、表示回数やクリック数は、極論を言えば「予算を増やせば上がる」指標です。
お金をかければ露出は増えるため、求人原稿の魅力や設定自体の「本質的な良し悪し」を論ずるためには、表示回数やクリック数には一旦目をつむるのが当社の分析術です。
予算に依存しない「応募率」や「クリック単価」にこそ、改善のヒントが隠されています。
ボトルネックの特定:各指標の「壁」
応募単価が高騰している場合、以下のどこかに「壁」が存在します。
「応募率」の壁(原稿内容や応募フォームの課題)
求人はクリックされているのに応募が来ない状態です。
求職者が原稿を読んで「自分にはできない」「条件が合わない」と感じて離脱しています。
具体的な仕事内容や1日の流れ、スタッフインタビュー、詳細な福利厚生の記載が不足しているケースや、応募フォームの入力必須項目が多すぎるケースが該当します。
「クリック率」の壁(タイトルや見出し・写真の課題)
検索結果に表示されているのにクリックされない状態です。
分かりにくい職種名、魅力のないキャッチコピー、ターゲット層とズレた写真、あるいは給与の幅(下限と上限)が設定されていないことが原因として考えられます。
「クリック単価」の壁(競合や予算設定の課題)
クリック単価が異常に高い場合、主に以下の原因が考えられます。
競合求人が多すぎる:他社との露出競争が激しく、AIが入札単価を釣り上げている状態。
予算が多すぎる:求職者数に対して月額予算が多すぎると、AIが無理に予算を消化しようとして関連性の低いユーザーにまで高い単価で表示させてしまいます。
広告ランク(評価)が低い:クリックされない魅力のない求人はIndeedからの評価が下がり、高い単価を払わないと表示されなくなります。
異常値にいち早く気づく!「相場観」の養い方とチェックリスト
数字を見ても「この応募率1.5%は良いのか悪いのか?」という相場観がなければ、正しい仮説は立てられません。ここでは、弊社の運用ノウハウに基づく具体的な相場観と、危険なデータパターンを紹介します。

異常値を見抜く!危険なデータパターンとチェックポイント
危険パターン①:「応募開始数」は多いのに「応募数」が少ない(ゼロ)
求人の「応募画面に進む」ボタンは押されているのに、完了していない状態です。これは「志望度が低くてIndeedのログインが面倒になった」か「お問合せフォームの入力項目(職務経歴や志望動機など)が多すぎて離脱した」可能性が高いです。入力項目を任意に変更する等の離脱防止策が必要です。
危険パターン②:PCからのアクセスが異常に多い(無駄クリック)
通常、求職者が求人を閲覧するデバイスの割合は「スマホが圧倒的多数」です。もしPCからの閲覧比率が半々やそれ以上に高い場合、求職者ではなく求人広告業者や競合他社に調査目的でクリックされている「無駄クリック」の可能性が非常に高いです。対策として、タイトルから平易なビッグワード(例:税理士など)を外し、「資産保全・相続コンサルタント」のように具体的にターゲットを絞ることで業者からの検索を避ける工夫が必要です。
※当社はテレアポ営業を行っておらず、他社のクリック課金を踏んで営業電話をかける事は一切ありません。
危険パターン③:応募率も良いのにクリック単価だけが上がり続ける
前述の通り、「求職者数に対して月額予算が多すぎる」ケースです。予算を消化しようとするAIの働きにより単価が高騰しているため、予算を適正額に下げるか、職種名を変えて別のターゲット層へリーチを広げる必要があります。
成果を劇的に変える!Indeedアナリティクス分析の5ステップ(手順)
ここからは、実際にアナリティクスを用いて改善を回していくための5つの実践ステップを解説します。
ステップ1:データ抽出と「線」での比較(過去実績・他媒体との比較)
まずは応募単価(CPA)と応募数を確認しますが、単月の数字だけで「良化・悪化」を判断してはいけません。点ではなく「線」で長期間のトレンドを捉えることが重要です。
例えば「11月が応募単価1万円、12月が1.3万円」だった場合、単月で見ると悪化に見えますが、半年前が「2万円」であれば、中長期的には大きく良化しています。
アナリティクスの表示条件で「日付」を月単位や週単位で絞り込み、過去からの推移を正しく把握しましょう。
ステップ2:応募率(CVR)とクリック率(CTR)とクリック単価(CPC)の確認
応募単価が高騰していると判断した場合、
次に「クリック単価は異常に高くないか?(例:1,000円を超えていないか)」「クリック率は相場(6〜9%)から外れて低くないか?」を確認し、ボトルネックの階層を特定します。
ステップ3:原因の仮説立て
データから原因を推測します。
クリック率が低い場合:検索結果一覧で競合に見劣りしている。写真が魅力的でないか、職種名が分かりにくい。
応募率が低い場合:クリックした後の情報不足。競合と比較して給与や休日などの条件が弱いか、未経験者へのフォロー体制の記載がない。
クリック単価が高い場合:予算が過剰か、競合が多すぎる。
ステップ4:改善策の実行(原稿修正と新着化)
仮説に基づいて具体的な改善を行います。
クリック率の改善:求人一覧の1枚目の写真を「ターゲット層に近いスタッフの笑顔・談笑写真」に変更する。文字入りバナー画像を作成する。職種名を具体的で分かりやすいものに変更する。
応募率の改善:1日の業務の流れを時間軸で具体的に書く。福利厚生を詳細に記載する。リアルなスタッフインタビューを掲載し不安を払拭する。
改善を行った際は、Indeedのアルゴリズム上で求人の鮮度を上げるため、求人を複製して「新着化(更新)」することで、広告ランクをリセットし露出を高める手法も有効です。
ただし、資格職のように母集団が少ない求人では、頻繁な新着化はAIの学習をリセットしてしまうため、じっくり待つことも大切です。
ステップ5:改善後の効果検証(1〜2週間後)
改善はやりっぱなしにしてはいけません。1〜2週間後にアナリティクスの表示条件から日付を絞り込み、修正前後の数値を比較します。
改善前と比べてクリック単価が下がったか、応募率が上がったかを確認します。もし効果が悪化した場合は、WEBマーケティングの大原則として「元の状態に戻す」決断も必要です。
まとめ
Indeedは、求人を掲載して放置しておけば採用できる媒体ではありません。「アナリティクス分析」を正しく行い、応募単価 > 応募率 > クリック単価 > クリック率 の優先順位でボトルネックを特定し、仮説と検証(PDCA)を高速で繰り返すことが採用成功への唯一の近道です。
しかし、「頭では分かっていても、日々の業務に追われて分析する時間がない」「自社の数字が本当に相場通りなのか、第三者のプロの目で見てほしい」とお悩みの採用担当者様・経営者様も多いことでしょう。
Indeed広告の正式パートナーであるアクセルパートナーズでは、専任のコンサルタントが貴社のアナリティクスデータを詳細に分析し、無駄な広告費を削減して応募単価を最適化するご提案を行っております。
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本記事の監修・運用相談について
本記事はindeedに7年以上携わっているスタッフが監修しています。
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【当社の強みと実績】
信頼の歴史: 2017年よりIndeed公認パートナーとして活動、現在は「シルバーパートナー」に認定されています。
豊富な支援実績: 累計300社以上の採用支援実績があり、多様な業種・職種での成功ノウハウを蓄積しています。
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