indeedPLUSで経験者向けの原稿と未経験者向けの原稿作成方法


求人広告を出しているものの、「未経験者向けなのに仕事が難しそうに見えて応募が来ない」「経験者を採用したいのにターゲット外からの応募ばかりで、面接や確認の工数ばかりかかってしまう」とお悩みの採用担当者様は少なくありません。

Indeedをはじめとする求人検索エンジンでは、「未経験者」と「経験者」で求職者が検索する言葉や、求人票で求めている情報(気になる不安要素・待遇面)が全く異なります。

この記事では、累計300社以上の採用支援実績を持つIndeed正規パートナーの知見をもとに、未経験者・経験者それぞれのターゲットに刺さる求人原稿の訴求ポイントと、Indeedの「審査用の質問(追加質問機能)」を活用してミスマッチを防ぎ有効応募を高める実践ノウハウを徹底解説します。

未経験者を採用する時の訴求ポイント

未経験者をターゲットとする場合、対象となるのは「新卒・第二新卒・フリーター」といった社会人経験が少ない層や、「他職種・他業界から心一転して転職を考えている」層です。

未経験者にとって最大の心理的ハードルは、「自分にもできるだろうか」「入社後に放置されて厳しい思いをするのではないか」という不安**です[7]。求人原稿を通じてこの不安を徹底的に払拭し、「ここなら挑戦できそうだ」と安心感を与えることが応募獲得の鍵となります。

 研修制度とサポート体制の具体化(「放置」の不安を消す)

「未経験歓迎」「研修充実」と一言書くだけでは、求職者には伝わりません。具体的に「どのような研修を」「どれくらいの期間行い」「誰が教えてくれるのか」を明記します。

OJTの体制を明記する:専任の先輩(メンター)がマンツーマンでついて教えるのか、チーム全体でフォローするのかを記載します。

一人立ちまでのロードマップを示す:「最初の2週間は講習と先輩の横乗り(同行)からスタート」「〇ヶ月後に一人立ちを目指します」と段階的なステップを示すことで、過度なプレッシャーを和らげます。

 

 未経験からのステップアップ例と具体的数値(「自分にもできそう」と思わせる)

社内に未経験スタートで活躍している社員がいれば、「客観的な数字」や「リアルなプロフィール」を用いてモデルケースを紹介するのが非常に効果的です。

未経験入社比率を提示する:「スタッフの8割以上が未経験入社です」「異業界(飲食・販売など)出身者が多数活躍中」といった数字を出すことで、「未経験でも浮かない環境だ」と納得感が出ます[2]。

キャリアと給与の推移を例示する:入社年数に応じたステップアップ例と給与例をセットで記載し、将来の働く姿をイメージさせます。

【記載例】未経験入社からのステップアップ例

1年目(20代/未経験入社):基礎研修とOJTで実務を習得/年収380万円(月給25万円+賞与)

3年目(チームリーダー):後輩指導・案件管理を担当/年収480万円(月給30万円+手当+賞与)

5年目(マネージャー):部門全体の管理・企画推進/年収580万円(月給36万円+役職手当+賞与)

仕事の全体像と「1日のタイムスケジュール」(業務イメージの可視化)

業務内容が抽象的だと、求職者が働くイメージを持てず、仮に応募が来ても面接や入社後に「思っていた仕事と違う」と辞退・離職(ミスマッチ)に繋がってしまいます。

専門用語は使わず、「中学生でもパッと情景が浮かぶ言葉」で作業手順を噛み砕いて記載します。また、以下のような「1日のタイムスケジュール例」を入れると、1日の業務量やメリハリが視覚的に理解できるようになり、応募率(CVR)が格段に高まります。

【1日のタイムスケジュール例(オフィスワークの場合)】

09:30 出社・メールチェック、本日のタスク確認

10:00 書類作成・データ入力(先輩が横でチェックします)

12:00 昼休憩(オフィス周辺で自由にランチOK!)

13:00 先輩と一緒にクライアント先へ訪問(メモ取り・サポート業務)

16:00 帰社・訪問内容のまとめ・伝票整理

18:30 退勤(残業がない日は定時ピタで即帰宅可能です◎)

経験者を採用する時の訴求ポイント

経験者採用を目指す場合、求職者はすでに一定の専門知識やスキルを持っています。ターゲット層(実務経験3年以上、特定資格の保有者など)に響くメッセージを発信すると同時に、「ターゲット外からの無駄なクリック(広告費の消費)をいかに防ぐか」という視点が非常に重要となります。

専門的な業務内容・専門用語の活用(ターゲットの厳選と無駄クリック防止)

経験者向けの求人では、職種名や仕事内容にあえて専門用語(例:「JW-CAD」「Python」「給与奉行」「資産税コンサル」など)を積極的に盛り込みます。

職種名でのスクリーニング:職種名を「未経験歓迎の事務」ではなく、あえてJW-CADでの図面作成・設計補助のように具体化します。これにより、未経験者が「自分には無理だ」と判断してクリック(課金)を避けるため、無駄な広告費を削りながら経験者だけにピンポイントで訴求できます。

扱うツールや環境の明記:どのようなソフト・機器を使用しているか、どの規模の案件を担当するのかを詳細に記述することで、経験者が自分のスキルとマッチするかを即座に判断できます。

転職理由を払拭するストーリーと具体的な収入例(手当・年収例の可視化)

経験者が転職を考える背景には、「前職での不満(評価への不満、成果に見合わない給与、キャリアの頭打ちなど)」が存在します。自社ではその不満を「なぜ解決できるのか」という理由と背景(ストーリー)をセットで提示することが強力なフックになります。

「〇〇だから〇〇」の形式でアピール:「なぜ前職より給与が高いのか」「なぜ残業が少ないのか」という背景(理由)を添えることで説得力が増します。

例:【テレアポ・飛び込み一切なし】自社Webサイトからの問い合わせ(反響)や既存顧客の紹介が100%のため、無駄な新規開拓営業に時間を取られず、じっくり提案に向き合えます。

手当や昇給基準の可視化:基本給だけでなく、資格手当(例:1科目につき月1万円など)やインセンティブの算定基準、実際の最高年収・平均年収を記載します。

働きやすさ・労働環境への配慮(前職の不満を解決する根拠)

長時間労働の慢性化や人間関係の希薄さ、古い体質に疲弊して転職を考える経験者は多いため、クリーンな労務環境を客観的数値とともに提示します。

数字で事実を伝える:「有休消化率85%」「平均残業時間月12.5時間」「残業代1分単位全額支給」「直近3年の定着率95%」など、客観的なファクトを示します。

自由度の高い環境:「服装・髪型・ネイル自由」「フルリモート・在宅勤務可」「直行直帰OK」など、経験者が自律して働ける制度があれば前面に押し出します。

Indeedの「審査用の質問」でミスマッチを防ぎ有効応募を高める

経験者求人で成果を最大化させるために絶対に知っておくべき運用テクニックが、Indeedの「審査用の質問(追加質問機能)」の活用です。

これは、求職者がIndeedの応募画面に進んだ際、「〇〇の資格をお持ちですか?」「〇〇の実務経験が3年以上ありますか?」といった簡易的な質問を表示させる機能です。

「審査用の質問」を導入する3つのメリット

スクリーニングの自動化・効率化:応募者の回答が管理画面上で一目で色分け・判別できるため、履歴書を1枚ずつ開かなくても有資格者・実務経験者を瞬時に選別できます。

「不適格な応募」の自然な抑制:応募前に条件が提示されるため、要件を満たしていない求職者が離脱しやすくなり、ターゲット外からの無駄な応募や面接対応の工数を大幅に削減できます。

管理画面の自動通知フィルター(必須設定時):設問を「必須条件(回答必須)」としてチェックを入れると、条件を満たさない回答をした求職者からの応募通知メールがカットされ、条件に合致した有効応募のみが届く仕組みになります。

「任意設定」vs「必須設定」の使い分け実証データ

社内での導入実証データ(医療・介護・専門職など)によると、質問項目を「任意入力」で設定した場合、応募率(CVR)を下げずにターゲット層(有資格者・経験者)の有効応募率を引き上げる効果が確認されています。

事例データ(有資格者募集):応募率(CVR):2.47% ➔ 3.64%(向上)

有効応募率(有資格者の割合):36.36% ➔ 37.50%(向上)

【運用のセオリー】

母集団(応募数)をできるだけ残しながら質も上げたい場合 ➔ 質問を「任意設定」にする。

ターゲット外の対応工数を完全にゼロにしたい・厳格に絞り込みたい場合 ➔ 質問を「必須設定」にする。

まとめ

この記事では、経験者と未経験者、それぞれの求職者の視点をもとに、求人原稿に記載すべき訴求ポイントをまとめました。
求職者が抱える不安や課題をキャッチして、求めている情報がしっかりと伝わる求人原稿にすることが何より大切です。ターゲットの立場に立って、原稿内容を作成してみてください。

本記事の監修・運用相談について

本記事はindeedに7年以上携わっているスタッフが監修しています。
indeedの数値に基づいた改善や、効果的なキャンペーン設計・原稿作成でお悩みなら、Indeed正規パートナーである私たちにお任せください。

【当社の強みと実績】

信頼の歴史: 2017年よりIndeed公認パートナーとして活動、現在は「シルバーパートナー」に認定されています。
豊富な支援実績: 累計300社以上の採用支援実績があり、多様な業種・職種での成功ノウハウを蓄積しています。
丁寧な少額運用: 大手代理店では敬遠されがちな「少額予算」のお客様であっても、自動ツール任せにせず、1アカウントずつ人間の目で丁寧にデータ分析・チューニングを行います。
アルバイトから新卒中途までカバー: Indeedをはじめ、Airワークやリクナビのリニューアルなど、リクルート経済圏の最新トレンドに合わせた最適な新卒・インターン・中途採用戦略をご提案可能です。
「今の求人原稿でなぜ応募が来ないのか分からない」「無駄なクリック課金を減らしたい」という企業様に向けて、現在無料相談を実施しています。

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二宮 圭吾
この記事の編集: 二宮 圭吾
アクセルパートナーズ代表・webコンサルタント・中小企業診断士

2010年にwebコンサルタントとして開業、2016年中小企業診断士登録。web集客や求人を中心に様々な支援を行う。独自の中小企業診断士ネットワークを運営。

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