広告代理店を乗り換えた後、最初に確認すべき3つのこと

新しい広告代理店との契約が決まり、ほっと一息——というのはまだ早いかもしれません。
広告代理店の乗り換えは、契約書にサインをした瞬間がゴールではなく、そこからが本当のスタートです。乗り換え直後の数週間でどれだけ丁寧なすり合わせができるかによって、その後数ヶ月の成果が左右されます。
この記事では、新しい代理店と運用を開始する前に確認しておきたい3つのポイントを解説します。
乗り換え後に、最初に確認すべき3つのこと

KPI・目標CPAの共有
新しい代理店が「何を成功とするか」を正しく理解していなければ、いくら経験のある運用者でも的外れな改善を行ってしまう可能性があります。
目標CPAだけでなく、その背景にある事業構造も共有することが重要です。例えば「新規顧客の初回単価は赤字でも、リピート率が高いため長期的に利益が出るビジネスモデルである」といった情報がなければ、代理店は目先のCPAだけを追いかけてしまい、本来伸ばすべき施策を見送ってしまう可能性があります。
数字だけを渡すのではなく、その数字の裏にある「なぜその目標なのか」まで伝えることが、最初のすり合わせで重要なポイントになります。
過去データの引き継ぎ方針
これまでのキャンペーン設定や改善履歴は貴重な資産です。新しい代理店に対して、これらのデータをどのように活用してもらうのか、方針をすり合わせておきましょう。
「過去のやり方を踏襲してほしいのか」「思い切って新しいアプローチを試してほしいのか」という温度感を伝えておくことで、運用開始後のミスマッチを防ぎやすくなります。
特に、過去に試して効果がなかった施策がある場合は、その情報を伝えておくことも重要です。同じ検証を繰り返さずに済むだけでなく、新しい代理店が早い段階から的確な仮説を立てやすくなります。
また、この段階であわせて確認しておきたいのが、新しい代理店がリスティング広告だけでなく、ディスプレイ広告やSNS広告、「ChatGPT広告」のようなAI関連の広告メニューまで対応できるかどうかです。今後の広告戦略の幅を広げる意味でも、早いうちに相談しておくとよいでしょう。
報告・改善サイクルの頻度と内容
最後に、今後どのような頻度で、どのような内容の報告を受けるのかを明確にしておきましょう。
月次レポートだけなのか、週次で簡易的な進捗共有があるのか。また、レポートには単なる数値だけでなく、「なぜその数値になったのか」「次にどう動くのか」という分析と提案が含まれるのかを確認しておくことが重要です。
ここが曖昧なままだと、数ヶ月後に「レポートは来るけれど改善提案がない」という、乗り換え前と同じ状態に逆戻りしてしまうリスクがあります。契約開始時点で、報告の形式と頻度について具体的な合意を取っておきましょう。
実際に乗り換え後、丁寧なすり合わせを経てどのような成果につながったのか。お客様の声・支援事例をこちらで公開していますので、あわせてご覧ください。
注意点
本記事で紹介したすり合わせのポイントは、あくまで一般的な傾向に基づく目安です。実際にどの程度成果に影響するかは、事業内容や広告アカウントの状況によって異なります。まずは自社の状況に当てはめて、必要な項目から確認してみてください。
まとめ|最初の1ヶ月のすり合わせが、その後の成果を左右する
新しい代理店との関係は、契約後の最初の1ヶ月のすり合わせの質によって、その後の方向性が大きく左右される傾向にあります。
- KPIだけでなく、その背景にある事業構造まで共有する。
- 過去のデータや検証済みの施策の情報を引き継ぎ、方針をすり合わせる。
- 報告の頻度と内容について、具体的な合意を取っておく。
この3点を運用開始前にすり合わせておくことで、乗り換え後のスタートダッシュが変わってくるとされています。
広告代理店の乗り換えを検討中の方は、乗り換え前の判断基準についてもあわせてご確認ください。「広告代理店を乗り換えるべきタイミングとは?」の記事もぜひご覧ください。
私たちアクセルパートナーズは、Webマーケティングの実行支援を軸に、中小・中規模企業の「外部経営企画室」として集客から採用・財務までご支援しています。広告代理店を乗り換えたばかりで運用に不安を感じている方は、お気軽にご相談ください。







