当社の2025年度総括と今期について

当社アクセルパートナーズは7月決算ということでおおよそ2025年度の数字が見えてきました。

売上高の見込みが約7億2,000万円、前年5億9,400万円、前年対比121%ほどと良い数値で着地予定です。

懸念点

webマーケティング事業の伸びの鈍化

Webマーケティング事業が前年対比111%で伸びているものの直近は前年割れをする月も多いです。

これは各スタッフの頑張りの話ではなく需要の問題が大きいと思っています。祖業でもある運用型広告よりも求人広告の需要が大きい中で無理にweb広告の獲得を目指すよりも今は求人市場の獲得を伸ばすために培ってきたwebマーケティング力を生かすのが良いと考えます。

ただ、目の前のお客様の集客成功に全力で向き合うこと、お問い合わせいただいた案件に対してしっかりと求められている提案を出していくことで来年も前年割れしないような頑張りでいきましょう。

補助金支援事業とコンサルティング事業の目標未達

両事業ともに売上・粗利で前年対比120%超えられました。
ただ、それ以上の目標を追いかけている中で経営者として目標を達成させる戦略・投資を行いきれなかった点を反省しています。

ただ、省力化投資補助金の支援やデジタル化・AI導入補助金などの獲得数も再び伸びてきています。
お問い合わせいただいた案件を1件1件よりきちんと向き合っていただいたことでお問い合わせ数ではなく受注率が大きく引き上がったのは非常に素晴らしいと思います。

何か特効薬を探すのではなく、やるべきことをきちんとやり切ることの重要性を感じます。受注率やトラブルの率が高い状態でお問い合わせ数を増やしても現場が疲弊しお金が外に流れ、ブランドも下がっていきます。
今の方策をしっかりと続けていきつつ、再び販売促進費を投下していくことで適正に伸びていくはずです。

また、コンサルティング領域においては需要が高まっている領域の業務請負い、特にAI活用を伸ばすことで伸ばしていく予定です。

診断士実務従事サービスの目標未達

メイン事業ではありませんが、診断士コミュニティ事業の実務従事について、8月3日現在で2026年223名の申し込みと、2026年300名目標に対して厳しい状況です。
ただ中小企業診断士の合格者数が1,240人(前年は1,516人・前年対比81.8%)と下がっており、母数が少ない中での戦いであることを考えると健闘はできていると見ています。
過去20年の数字を見ると、この4年が多すぎたと捉えられるため、今後はこの合格者数の中で数字を維持向上していく努力が必要と考えます。
具体的には
・品質向上
・更新目的の参加者さんの獲得
・リピート参加者さんの強化
があげられます。
それぞれ個別に対策を打っていく予定です。

良かった点

人材開発支援チームの躍進

日本社会全体の人手不足に対する求人広告需要増加の中できちんと顧客の採用に向き合うことで売上を大きく伸ばすことができました。

当社は営業機能を持たない分、顧客の定着と紹介は生命線です。その中で僕らの売上ファーストではなく顧客の採用ファーストで向き合うことができた結果だと考えます。

社労士法人の躍進

アクセルパートナーズで後方支援しているアクセル経営社会保険労務士法人も良い数値でした。2期目ではありましたが、当社の出向社員の活躍もあり、大きな需要増加の中でしっかりとサービス提供ができ、紹介の連鎖につながりました。

どちらも人の課題に沿ったソリューションが伸びました。
しばらくは人の課題に向き合うことが大事だと改めて感じます。

総括

AI時代への準備

ここ1年間でAIが大きく動き始め、いよいよ本格的なAI時代途中を予感させる期になりました。
元々アクセルパートナーズはずっとAI時代を見据えて作ってきたこともありますので特に驚きや想定外はありませんが、僕らbtobソリューションを提供する会社はこの社会変化に対して前線でお客様の支援をしていくことが求められます。

しばらく人の課題が重要視され続けていくと思いますが、その中で採用・労務周りで伸ばすことができたと思います。

また、webマーケティング領域において1年前にリーダーの退職もありましたが皆さんの頑張りのおかげで特に損失なく、生産性を下げずに前に進めています。

ただ、webマーケティング業界はAIによって自動化する中で大きなチャンスが広がっているというよりは成熟・飽和業界になってきました。
運用型広告の代理店需要がこれから増えるわけではない中で、広告運用というより
・サービス根本改善
・クリエイティブの作り込み
・検索やAIOの対策
・AIを活用したスピーディな情報発信・コンテンツ作成体制構築
・今まで以上の高速PDCA
・口コミ対策
・指名ワード・ファン増加を目指した根本ブランディング
に対する伴走がwebコンサルティングにおいて求められていく中で、AIO支援の形もできてきていると思います。

これから求められていくAIOなどを意識したwebコンサルティングを今期伸ばしていくイメージです。

組織面

前期は、組織面も時代に合わせて方針転換しました。

・正社員少人数体制
・リモートワークスタッフの増員
・私の関与度大幅減少
・名古屋事務所の引越しと再興

などが大きな変化になるかと思います。

この方向性に沿って今期は2名ほど正社員を増やしつつ、AIを駆使して正社員一人当たりの粗利、労働生産性を引き上げていきたいと思います。

来期について

引き続き多くの企業様の課題はとにかく人に集約していきます。
より具体的に列挙します。

1.採用広報・AIを駆使した採用力向上支援
2.入社後のオンボーディングや自走組織体制構築
3.省力化のためのAI活用

それぞれ詳細を列挙します。

1.採用広報・AIを駆使した採用力向上支援

求職者さんがAIを活用して求人を探索・比較していく時代になりました。

その中でAIと人に選ばれるための採用広報、それを意識した採用力向上が求められていきます。

webマーケティングで広告運用力だけでなくSEO、LP支援、口コミ対策、SNS活用など、アクセスとCVR両面を行う力が求められていることと基本は同じだと思います。

給与面だけでなく、採用に求められるものは適切なマッチング。

そのための求職者理解と強みの研鑽を採用目線でしっかりと行っていくための支援を行っていきます。

”なんとなくやっている良いこと”を数値化・具体化させ、求職者さんだけでなくAIからも好かれるようにし、AIから見える採用力スコアを改善させていくことが重要になります。

そのためには
・自社HPと求人票の作り込み
・外部サイトでの発信
・他者からの引用の促し
などによる多角的な方策であったり、公的な外部認証などで安心感を担保したり、あらゆる打ち手が考えられます。

それを自社だけでやり切ることは難しいからこそ、僕たちの貢献余地が広がっています。
求人広告をお手伝いしている会社さんに対して求人広告に留まらない支援を行っていきましょう。

そのためにはとにかく各企業様にまずは興味を持ち、課題を踏み込んで聞いていくことを強化していきたいと思います。

webマーケティングチームを持っているからこそ、求人だけではない効果的な支援ができることをアピールしていくことができます。

2.入社後のオンボーディングや自走組織体制構築

HR業界で働いていると、ある葛藤が生まれます。

・企業様の離職が起こってしまうと売上が伸びる
・根本課題に向き合いたくてもそこにアプローチできない

という葛藤です。
それに対して、うちでは2年前より社労士法人を立ち上げ労務支援や外部通報窓口、人事制度構築などを対応できるようになり、アクセルパートナーズでも評価制度コンサルを提供したり、少しずつ支援の幅を広げています。

求人広告だけでカバーしきれない組織課題に向き合う戦略人事の総合支援会社になる1年にしていきましょう。

新たにAI業務支援サービスと専門チームを作りました。
Claudeなどを使って自作アプリを簡単に作れることもできるようになり、これからますます省力化が進んでいく中で、それを駆使できる社内スタッフが潤沢にいる会社は決して多くありません。

人手不足に悩む会社さんに対して求人支援だけでなく省力化支援を合わせて行っていきます。

webマーケティングが祖業の当社ではありますが、培ってきたwebマーケティング力を使って人の課題支援に向き合うことで会社を次のステージに進めていく1年にしていきたいと思います。

激動の時代変化が2000年代前半のインターネット黎明期によく似ていますが、不安もありつつ相応にゲームチェンジのチャンスにも溢れています。

その中で変化に順応し、変化を楽しみ、しっかりと追い風を掴んでいけるように頑張っていきましょう!

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