応募が増える求人原稿の作り方|社員アンケート活用術【採用担当者向け】

二宮 圭吾
 編集: 二宮 圭吾
 株式会社アクセルパートナーズ代表・株式会社羅針(4℃ホールディングスグループ)常勤取締役

2009年にwebコンサルタントとして開業、2016年中小企業診断士登録。web集客や求人を中心に様々な支援を行う。独自の中小企業診断士ネットワークを運営。ブランド時計店GINZA RASINの常勤取締役や機能訓練型デイサービスとメディカルフィットネスを営むメディカルケアパーク伊勢原を経営。

「求人サイトに求人票を掲載しているのに、なかなか応募が来ない…」
「求人票の書き方が分からず、採用活動がうまくいかない…」
「うちの会社には、特別なアピールポイントがない…」
「何を書けば求職者に響くのか分からない…」

そんな悩みを抱える採用担当者の方へ。
求人媒体で中途採用・人材採用を成功させるカギは、実は「社内アンケート」にあります。

本記事では、Indeed等の求人媒体で成果を上げるための社内アンケート活用法を、テンプレート付きで解説します。

1. なぜ社内アンケートが採用成功のカギなのか

求人原稿で最も大切なのは「リアリティ」です。採用担当者が想像で書いた内容より、実際に働く社員の生の声の方が求職者の心に響きます。
「求人を出しても応募が来ない」「採用活動がうまくいかない」という悩みの多くは、求人票の書き方に原因があります。求人媒体に掲載する求人原稿の質が、採用成功を左右するのです。

社内アンケートがもたらす3つのメリット

● 応募率向上
リアルな社員の声が求職者の共感を生み、「求人 応募 来ない」という悩みを解決します

● 採用コスト削減
質の高い応募が増え、中途採用・人材採用の採用単価が下がります

● 採用ブランディング
社員の声を通じて企業文化が伝わり、求人サイトや採用サイトでの企業の魅力がアップします

● 社員のモチベーション向上
「自分の意見が求人票に反映される」という参加意識が、会社への愛着を深めます

2. 誰に回答を依頼するか?対象者の選び方

アンケートを作る前に、「誰に回答してもらうか」を戦略的に考えましょう。 回答者の選定次第で、集まる情報の質が大きく変わります。

理想的な回答者の選び方

①採用ペルソナに近い社員(最優先)

「この人みたいな人がもう一人欲しい!」
そう思われている社員に依頼するのが最も効果的です。

②多様な視点を集める

偏りのない情報を集めるために、多様な社員に依頼しましょう。

③特に重視すべき人

・未経験入社で活躍している社員 → 未経験者の不安を解消できる
・子育て中のママ・パパ社員 → ワークライフバランス重視の求人に有効
・他業界から転職してきた社員 → 多様な視点、業界比較ができる
・新入社員(入社3ヶ月〜1年程度) → 入社前後のギャップが鮮明で、求職者目線に近い

④避けるべき人

・極端にネガティブな発言が多い社員 → 建設的な意見が集まりにくい
・退職予定の社員 → モチベーションが低い可能性

3. そのまま使える!社内アンケートテンプレート

以下は、私たちが実際にお客様企業で使用し、高い効果を上げているGoogleフォームのテンプレートです。

【基本情報】

【キャリア・仕事内容】

【職場の雰囲気】

【求職者へのメッセージ】

【回答者へのお礼】

4. 回答率を上げる5つの工夫

せっかくアンケートを作っても、回答が集まらなければ意味がありません。

工夫①:依頼文で「なぜあなたなのか」を伝える

アンケート依頼は、採用担当者または直属の上司から送るのが最適です。
経営層からだと「やらなきゃ…」というプレッシャーになる可能性があります。

重要なのは、「なぜあなたに依頼したのか」を明確に伝えること。
これで回答へのモチベーションが大きく変わります。

【依頼文例①:活躍している社員へ】

【依頼文例②:子育て中の社員へ】

【依頼文例③:新入社員へ】

このように、「なぜあなたなのか」を具体的に伝えることで、 「自分の経験が役に立つんだ!」とモチベーションが上がり、回答率が大幅にアップします。

工夫② 回答例を具体的に示す

「何を書けばいいかわからない」という不安を解消するために、具体的な回答例を示しましょう。

工夫③ 回答時間を明記する

「5〜10分程度で回答できます」と明記することで、心理的ハードルが下がります。

工夫④ 全問回答不要と伝える

「答えられる質問だけでOK」と伝えることで、気軽に回答してもらえます。

工夫⑤ 締め切りを設定する

「○月○日まで」と明確な期限を設けることで、回答が集まりやすくなります。

5. アンケート結果の活用方法

アンケートで集まった回答は、まさに魅力の宝庫。
しかし、ただ並べるだけでは「求人 応募 来ない」という状況は改善しません。
求人票の書き方として、求職者の心に刺さる形に「翻訳」する必要があります。
その具体的な方法を3ステップで解説します。
求人媒体での採用活動を成功させるには、アンケート結果を戦略的に活用することが重要です。

ステップ① アンケート結果を分析する

回答を集めたら、まずは全体を俯瞰して共通点を探しましょう。

多く挙がったキーワードを抽出
「社長との距離が近い」「分からないことを何でも聞ける」「チームワークが良い」

やりがい・仕事の魅力
「お客様から感謝される」「自分の意見が反映される」「達成感がある」

ステップ②:求人上部に反映

アンケートで多く挙がった魅力を、求職者に刺さるキャッチコピーに変換します。

具体例:営業職の場合
【アンケートで多かった声TOP3】
1. 「先輩が丁寧に教えてくれる」
2. 「残業がほとんどない」
3. 「ノルマがなくて気が楽」

タイトル化
「営業職/未経験歓迎/先輩がマンツーマン指導/残業月5h以内/ノルマなし」

具体例:事務職の場合
【アンケートで多かった声TOP3】
1. 「定時で帰れる」
2. 「子育て中でも働きやすい」
3. 「有給が取りやすい」

タイトル化
「【子育てママ活躍中】事務職/残業なし/18時退社/有給消化率85%/土日祝休み」

ステップ③:本文に社員の声を掲載

アンケートで集まった実際の声をそのまま掲載することで、説得力が格段に上がります。

ステップ④ 求人原稿に最適化

アンケート結果を活用して、求人原稿を以下のように最適化しましょう。

仕事内容欄
「入社のきっかけ・理由」から、求職者が共感できるストーリーを記載
「この仕事を通じて身についたスキル」から、成長イメージを明記

職場の雰囲気欄
「どんな時にやりがいを感じるか」から具体的なエピソードを紹介

ステップ⑤ 定期的な見直しで採用力を維持

社内アンケートは1回で終わりではありません。

● 半年~1年ごとに実施
● 新入社員の声を追加
● 成果を出した社員にタイムリーにアンケート実施

このサイクルで、常に鮮度の高い求人原稿を維持できます。

6. よくある質問(FAQ)

Q1. 求人票をより良くするにはどうすればいいですか?

A. 主な改善ポイントは以下の2つです。

● 求職者目線の求人票に改善する
● 自社の魅力を見つめ直し、具体的に記載する

社内アンケートを活用することで、これらの問題を解決できます。リアルな社員の声を求人原稿に反映させることで、求職者の共感を得やすくなり、応募率が大幅に向上します。

Q2. 求人サイトと自社採用サイト、どちらを優先すべきですか?

A. 中途採用・人材採用の初期段階では、Indeedなどの求人媒体(求人サイト)が効果的です。
求人サイトは即効性が高く、幅広い求職者にリーチできます。採用サイトは、企業ブランディングを強化する長期的な施策として併用するのがおすすめです。

両方を活用する場合は、求人サイトで興味を持った求職者が採用サイトで詳しい情報を得られるよう、一貫性のあるメッセージを発信することが重要です。

Q3. アンケートに何人くらい回答してもらえば良いですか?

A. 企業規模別の目安は以下の通りです。

● 小規模企業(社員10名以下): 3〜5名
● 中規模企業(社員50名以下): 5〜10名
● 大規模企業(社員50名以上): 10〜20名

重要なのは人数よりも、「採用したい人物像に近い社員」や「多様な視点を持つ社員」に回答してもらうことです。質の高い情報を集めることを優先しましょう。

Q4. 採用活動がうまくいかない時、まず何をすべきですか?

A. まずは現在の求人票を見直しましょう。以下のポイントをチェックしてください。

● 仕事内容が具体的に書かれているか
● 自社の魅力や強みが伝わっているか
● 求職者の不安を解消する情報が含まれているか
● 数字や具体例で説得力を持たせているか

社内アンケートを実施して社員の生の声を集め、求人原稿の書き方を改善することが最も効果的です。特に「求人 応募 来ない」という状況では、求職者目線での情報発信が不足している可能性が高いため、アンケートで得られるリアルな声が大きな改善につながります。

7. まとめ:社内アンケートで採用力を高めよう

社内アンケートは、採用成功への最短ルートです。
本記事のテンプレートを使えば、今日から実施できます。
求人原稿の書き方を改善することで、求人媒体での中途採用・人材採用の成功率が大きく向上します。

ただし、「アンケートを取ったけど、どう求人原稿に落とし込めば良いかわからない」という場合もあるかと思います。

Indeed等の求人サイトでの採用活動でお困りの方へ

弊社では、Indeed等の求人サイトにおける求人原稿の作成から運用代行までトータルサポートしております。社内アンケートの実施サポートも承っておりますので、お気軽にご相談ください。

 

二宮 圭吾
 編集: 二宮 圭吾
 株式会社アクセルパートナーズ代表・株式会社羅針(4℃ホールディングスグループ)常勤取締役

2009年にwebコンサルタントとして開業、2016年中小企業診断士登録。web集客や求人を中心に様々な支援を行う。独自の中小企業診断士ネットワークを運営。ブランド時計店GINZA RASINの常勤取締役や機能訓練型デイサービスとメディカルフィットネスを営むメディカルケアパーク伊勢原を経営。

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