思うような応募が集まらない…Indeedのクローリング掲載で採用ターゲットを変える方法
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希望する人材からの応募が集まらない。採用ターゲットを途中で変えたい。この記事では、Indeedでクローリング掲載をしている求人の内容を見直して、ターゲットを変える方法をご紹介していきます。
目次
クローリング掲載の内容を変更するには
企業サイトの求人情報ページが自動で読み込まれ、Indeedに掲載されるクローリング掲載。この方法で掲載をしている求人の採用ターゲットを変えるには、自社の採用ページを新たなターゲット向けに作り直す必要があります。Indeed上で編集ができる直接投稿の求人に比べて、企業サイト内の情報を変更するため、手間がかかってしまうと思いがちですが、ページの仕様から変更する必要はなく、以下の2点を中心に内容を見直すことで対応ができます。応募状況をみながら、掲載中の求人票をブラッシュアップしてみてください。
採用ターゲットを変える方法
求人広告では主に「写真」と「テキスト」を通じて、求職者に応募意欲を持ってもらえるよう訴えかけます。この2点に手を加えるだけでも、別の採用ターゲットに向けた求人票へ作り変えることができます。
写真を変える
求人票にどのような写真が掲載されているかで、求職者に与える印象は大きく変化します。掲載用に写真を準備・撮影する場合には、以下の2つのことを押さえてみてください。
1.採用ターゲットに近い人物をモデルにする
どのような人達が働く会社なのかは、求職者が応募前に知りたい情報の一つです。ですから、できるだけ社員が写っている写真を掲載することが望ましいです。その際に注意しておきたいのは、モデルに起用する社員の選定です。
例えば20代男性をターゲットとしているのに、女性ばかりの写真や、年齢層の高いスタッフの写真を使用している、ということはないでしょうか。人間は自分と属性が似ている人と働きたいと感じる傾向があるため、できるだけ採用ターゲットに近い社員に撮影の協力を依頼してみてください。
2.整った環境で撮影をする
職場がどのような雰囲気か分かるように、オフィスや社内の様子を掲載することも効果的です。写真はありのままを写してしまうため、雑多な印象や暗いイメージを与えないよう、撮影前に環境を整えておく必要があります。個人や取引先の情報が映らないようにすることはもちろん、しっかりと掃除・片付けをして綺麗な場所を確保してください。また、逆光や照明の明るさに気をつけて、カメラを通した光の加減も予め確認しておくことが大切です。
求人票の訴求文言を変える
前述した通り、クローリング掲載では、求人情報ページの変更作業にハードルを感じて、情報の更新を疎かにしてしまうケースがみられます。その結果、テキストの内容がターゲットに合ったものでないまま掲載されてしまい、希望人材からの応募を得ることができない、という状況に繋がっていきます。訴求ポイントや募集要項などが、ターゲットに合っているか、一貫性のある記載がなされているか、一度確認してみてください。特に、定型文をベースに求人票を作っている場合などでは、文言や条件がしっかりとターゲット向けに修正がされているか確認する必要があります。求人票全体を見渡して、訴求内容がちぐはぐになっていないか注意して見てみてください。
ターゲット変更時の修正例)
・主婦(夫)から学生へのターゲット変更
「お子様の発熱等による急なお休みにも対応します」を削除
→「まかないあり」を追加
・未経験から経験者へのターゲット変更
「研修制度が充実!一から習得していけます」を削除
→「即戦力として開発チームでの活躍を期待しています」を追加
採用ターゲットを変える上での注意点
クローリング掲載では、Indeedから企業サイトへのアクセスを促すことができるため、求職者が希望職種以外の情報へも触れやすくなります。会社への理解を深めてくれるというメリットがある一方、事業内容や顧客のカラーが採用ターゲットと異なる場合、マイナスな印象を与えてしまう可能性があります。例として以下のようなケースが想定されます。
例)
・建設会社での事務募集
事務員はほぼ女性が活躍しているが、採用サイトは現場や職人向けのデザイン・写真がメインで使用されており、男性への訴求要素が強い。
・美容室向け商品の営業募集
体育会系の男性が希望だが、コーポレートサイトでは主力の女性向け商品を全面に打ち出しているため、女性からの応募が多い。
このような場合は、求人票上の写真やテキストを、より強くターゲットに向けたものに変えていく必要があります。一般的に浸透している企業イメージを払拭して、自分が働いて活躍していけるイメージを持ってもらえるように、求人票の内容を一新することが大切です。
まとめ
この記事では、求人の採用ターゲットを変える方法について、クローリング掲載のケースをご紹介しました。クローリング掲載においても直接投稿と同じように、応募の状況をみながら、求人情報ページの内容を見直していくことが大切です。複数職種を掲載していたり、採用特設サイトを作っていたりする場合でも、同じ写真やテキストを使い回すのではなく、求人ごとの採用ターゲットに適した内容を作り込んでみてください。
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この記事の監修
中小企業診断士
株式会社アクセルパートナーズ代表取締役 二宮圭吾
WEBマーケティング歴15年、リスティング・SEO・indeed等のWEBコンサルティング300社以上支援。
運用型広告の知見と経営者として自社の採用に携わっている経験を元に様々な業種の採用改善に携わる。