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自社の採用情報をindeedに掲載する理由は?採用活動を成功させるクローリングの方法

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Indeedのクローリング掲載では、質の高い人材からの応募を獲得しやすいといわれています。本記事では、その理由と、ターゲット採用につなげるためのポイントについて、解説していきます。

Indeedの概要と求人掲載方法

Indeedは、求人情報の検索に特化した「求人検索エンジン」です。エリア・雇用形態・職種など様々な条件で絞り込みを行い、希望に合った求人情報を探すことができます。2007年から日本でサービス提供を開始した比較的新しい求人手法ですが、手元のスマホやPCから自分が欲しい情報にすぐアクセスができるとして、現在では圧倒的なユーザー数を誇っています。
企業がIndeedに求人掲載をするには、2つの方法があります。
1つ目は、Indeedに自社のアカウントを作成して、規定の求人票に情報を入力していく「直接投稿」です。
2つ目の掲載方法が、今回取り上げる「クローリング掲載」です。クローリング掲載とは、自社サイトにある求人情報をクローラーというプログラムに読み取ってもらうことで、Indeedに自動で反映させることができる掲載方法です。Indeed上で新たに求人票を作成しなくても、自社サイトに採用情報のページあり、さらにクローリングの条件に合致していれば、掲載することが出来るのです。
いずれの掲載方法でも、費用や掲載期間などを自社でカスタマイズできる、運用型広告であることが特徴となります。Indeedの仕組みや、具体的な掲載方法については、別コラムにて詳しく紹介していますので、そちらを参考にしてみてください。

質の高い応募を獲得するためには

採用における「質の高い人材」とは、一般的に言われる優秀な人材と同義ではありません。各社が採用したいと考える、求める条件や人物像に合致するターゲットのことを指します。あたりまえですが、同じ企業の採用でも、職種・ポジション・配属部署などが変われば、ターゲットに求める「質」の部分は異なっていきます。
ターゲットとなる人材へ訴求し、応募の量ではなく質を高めるために必要なことは、戦略立てて採用活動を進めることです。採用を成功させるためには、次のポイントを段階的に押さえていくことが大切だとされています。

ターゲット像を明確にする

求人情報を作成する前に、まずはターゲット像を設定します。どういった人材が欲しいのかを明確にすることで、「誰に向けた求人か」がはっきりと伝わる原稿を作ることができます。大切なことは、できるだけ具体的に人物像を想定することです。年齢やスキル、経験などを細かく挙げた上で、さらにそこから必須条件と歓迎条件に分けていきます。
ターゲット設定が曖昧な求人では、応募が来なかったり、逆に必要ない応募ばかりが増えしまったりと、無駄な手間とコストをかけてしまう可能性もあります。また、そのような求人から採用ができたとしても、入社後に双方がミスマッチを感じてしまう結果となることが予想されます。本当に採用したい人材からの応募を得るためには、このターゲット設定を行う作業が、とても重要なステップになります。

十分な情報を提供する

ターゲットが明確になったら、その人材に向けた原稿を作成していきます。ターゲット人材に求人を見つけてもらい、応募意欲を持ってもらうためにも、しっかりと情報を書き出していきます。ここで押さえておきたいポイントは、「企業が求める条件」かつ「ターゲットが自分の活躍イメージを持てる内容」を記載することです。企業と求職者、どちらの視点が欠けてしまっても、良い採用には結びつきません。
仕事内容には、「具体的にどのような業務を任せるのか」「会社として何を期待しているのか」と共に、仕事の魅力ややりがいを含めて伝えることが大切です。待遇や労働条件といった項目でも、ただ情報を羅列するだけではなく、ターゲットへの訴求を意識してみてください。具体例やロールモデルを挙げながら記載すると、入社後の生活や、キャリアの道筋がイメージしやすくなります。

自社サイトの整備

多くの求職者は、気になる求人があれば、応募前に企業のサイトを確認します。新しい会社で長く腰を据えて働きたいという前向きな求職者ほど、会社や事業内容について深く理解しようと行動します。言い換えると、求人原稿に掲載されている情報だけで応募してくる人は、企業理解をしようという意識が低く、質の良い応募とは言い難い可能性が高いです。
自社サイトに足を運んでくれる求職者を取り逃さないためには、サイトを整備しておく必要があります。情報が少なかったり、古いデザインだったりすると、いくら求人情報が魅力的でも離脱されてしまいますので、サイトの更新をお勧めします。
また、職務遂行に充分な経歴やスキルを持っていたとしても、社内の雰囲気に合う人材だとは限りません。社風にマッチする人材を求めるなら、基本的な企業情報だけでなく、社員インタビューや採用担当者のメッセージを掲載することが効果的です。企業風土や社員のカラーが伝わるようなコンテンツによって、ミスマッチを防ぐことができます。

ターゲットにリーチできる採用手法を利用する

求人原稿や採用ページが完成しただけでは、ターゲットに情報は届きません。求職者の目に留まるように、採用サービスを利用して情報を公開する必要があります。
ここでお勧めをしたいのが、Indeedのクローリング掲載です。この理由について、次に詳しく説明していきます。

Indeedを選ぶ理由

Indeedは、月間訪問数2,700万以上と非常に多くの求職者に利用されている、国内最大の求人検索エンジンです。さらにIndeedは機械学習に強みをもち、検索キーワードや履歴などから求職者のニーズに合った求人情報を表示させることに優れています。
ユーザー数の多さと、高い検索品質。この2つの特徴によって、Indeedは企業にとっても、ターゲット人材にリーチしやすい採用サービスであるといえます。
さらに、無料での掲載や、少額から始められる有料プランがあるので、気軽に掲載が始められることもポイントです。他の採用手法との併用もしやすく、予算や採用難易度などによって幅広い運用が可能となります。

クローリング掲載がおすすめの理由

クローリング掲載の一番のメリットは、Indeedから自社サイトへのアクセスを促せる点にあります。クローリング掲載された求人は、「応募先へ進む」ボタンをクリックすると、自社サイトの採用情報ページが表示される仕組みになっています。さらに、応募はIndeedを経由せず、自社サイトの応募フォームからエントリーさせる必要があります。
直接投稿ではIndeed内で応募まで完結ができてしまうため、自社サイトを閲覧するかどうかは求職者任せとなってしまいます。気軽に応募ができることは、応募率を上げることには効果が期待できますが、応募の質を上げることには寄与しません。
先ほども述べたように、熱意の高い求職者は、応募前に企業サイトを訪れて情報収集を行います。クローリング掲載からの応募者は、「自社サイトを確認する」「企業独自のエントリーフォームから応募をする」というアクションをクリアしてきているので、一定の質を保持していると考えることができます。

まとめ

この記事では、応募の質を上げ、ターゲット採用を成功させるための方法として、Indeedのクローリング掲載をご紹介しました。クローリングさせるためには、自社サイトの採用ページを整備したり、エントリーフォームを用意したりする必要はありますが、今の採用活動に課題を抱えているのであれば一度検討してみる価値のある掲載方法です。その際には、ターゲット設定や求人情報内の訴求表現も、併せて練り直してみることをお勧めします。

   

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この記事の監修

アクセルパートナーズ 代表取締役二宮圭吾

中小企業診断士
株式会社アクセルパートナーズ代表取締役 二宮圭吾

WEBマーケティング歴15年、リスティング・SEO・indeed等のWEBコンサルティング300社以上支援。
運用型広告の知見と経営者として自社の採用に携わっている経験を元に様々な業種の採用改善に携わる。

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