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【2024年最新】職種別クリック単価の相場と適切な求人予算の決め方を解説

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    公開日:

2024年6月更新

こんにちは、アクセルパートナーズの田中です。

indeedを自社で始めてみたいけど、「予算の決め方」「適切なクリック単価」がいまいち分からないという事業者の方、採用担当者の方が多いのではないでしょうか。
それもそのはずで、Indeedは少し特殊な運用型広告と言われる求人広告であり、他媒体のように「1か月5万円!」というような料金プランがありません
いくらお金を使うかは、運用者次第です。
それゆえに、無駄に予算をかけてしまう方もしばしばいらっしゃいます。
本記事では、応募が来ないのは困るけれど、無駄に予算を使ってしまうのも困る。という方に向けて、indeedの予算の決め方と、運用の肝である適切なクリック単価について解説いたします。

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クリック単価とは?

ご存じの方にも、おさらいを含めて解説します。
indeedはクリック課金型の広告であるということはご存知でしょうか。

indeedは、求人をクリックされたらお金が発生するというシステムの求人広告です。
「掲載するだけでお金がかかる」とは少し違います。

クリック単価とは、「1クリックあたりいくら金額を消費するか」という意味であり、クリック単価は高ければ高いほど、求人が上位に表示されると言われています。

クリック単価はindeedの機械学習により自動で決められます。

クリック単価は予算やキャンペーンごとの求人数、キーワードと求人原稿のマッチ度、品質、職業や業界、地域によって大きく異なります。
一般的に人気職種である一般事務はクリック単価が低く、採用難職種はクリック単価が高いという認識を持って頂ければOKです。
理由は、採用難易度が高いほど、求職者に対する企業の数が多く(=競合が多い)、一日当たりの予算も高く設定していることが多いためクリック単価が引き上がることが多いです。

1ヶ月当たりの予算を高く設定しすぎると上位表示させるために過度に高いクリック単価で消費されてしまうことがありますので安定するまでは予算設定に注意が必要です。

また、求職者のニーズや検索ワードと求人情報がマッチしているとクリック率が高くなりやすく、クリック率が高い求人は掲載順位が上がりやすくなります。

逆に、クリック率が低いと上位表示されづらくなり、さらにクリックされづらいことで誘導ができないため広告費用を使用させるために機械学習によりクリック単価が引き上がってしまいます。

キャンペーンに紐づく求人数が多い程クリック単価は低くなると言われています。

 

以前は手動でクリック単価を調整することができましたのでクリック単価が高騰しすぎないようにある程度コントロールできたのですが、手動調整が廃止されたことでより単価調整の難易度が上がりました。

※注意点
2022年7月、indeedでは、クリック単価の手動調整が廃止され、AIの機械学習による、自動調整のみが可能になりました。
かつては、クリック単価を15円~1000円で調整することができましたが、今は行うことができません。
またAIは、応募数を取ることを優先するあまり、クリック単価を異常に高くしてしまうことがあります。
気がついたら、高クリック単価が積み重なって、あっという間に10万円…ということも。
そのため、有料設定にしたあと、クリック単価が高くなりすぎていないかチェックする必要があります。

何を基準にチェックするかわからないという方のために、以下にクリック単価の相場を記載しました。

職種別:indeedのクリック単価の相場

こちらのデータはあくまで目安であり、地域や時流、雇用形態、給与、企業のブランドなどに大きく影響を受けることをご承知おきください。

■オフィス系

一般事務:50円~100円
受付:50円~100円
軽作業:50円~150円
コンサルタント:100円~300円
接客・販売:100円~300円
飲食店スタッフ:100円~300円
製造スタッフ:150円~350円
工場・倉庫内作業員:200円~400円
ドライバー・配送:200円~400円
営業:200円~400円
現場作業員:300円~500円

アクセルパートナーズで支援している会社様の平均クリック単価は250円でした。

indeedで有料求人を開始し、上記のクリック単価よりもあまりに高くなっている場合は、予算と求人原稿の見直しをすべきです。
クリック単価は、管理画面の【アナリティクス→概要】から見ることができます。

適切な予算の決め方

求人を始めるときは、おおよその予算の目安を決めましょう。

1か月でどのくらいの費用をかけるのかという目安を設定しましょう。
今回は決め方を4パターンご紹介します。

①無料で初めてみる

Indeedは無料で求人を掲載することが可能です。有料ほどの効果は見込めませんが、応募が来る可能性はあります。緊急性がない場合は無料からまずはお試しではじめてみましょう。
画像の下部にある「無料で投稿する」を選びましょう。

参考:【画像でカンタン解説】Indeedに無料で求人掲載する方法|アカウント作成から原稿作成・掲載まで
参考:
【Indeed】有料掲載と無料掲載の違いが具体的に分かる!クリック課金の仕組みも合わせて解説

②これまでの実績から算出

すでに他媒体で有料求人を出したことのある企業様向けです。
過去に使った求人費用を基に、1人採用するのにいくらかかっているのか(=採用単価)を計算し、必要経費を割り出します。

例えば、このような企業があるとします。

▼過去求人広告Aに10万円使って1人採用した
▼今回は1か月以内に2人採用したい

以上の条件であれば、「10万円で1人採用」「今回は2人採用したい」ということで10万円×2人=20万円
1か月20万円を目安に運用をすると良いでしょう。
他媒体を参考にして予算を決めることで、その他媒体とIndeedの費用対効果を比べることもできます。

自社に合った媒体を選びましょう。

※注意!
 
求人は、同条件の案件でも様々な要因で効果が変わってきます。
例えば、時期、時世、求人原稿の内容、Indeedの場合は広告運用のスキルなどです。
少し使ってみて効果がなかったからといって自社に合っていないと判断すると機会損失になってしまいます。
パートナー代理店などの専門家や、自社のマーケティングスタッフに頼んで費用対効果を比べるのが適切です。

③お試しで5万円、10万円、20万で設定してみる


有料求人自体が初めてだという方もいらっしゃると思います。その場合は、5万円や10万円、20万など、キリの良い額を月額予算に設定してみましょう。
画像の「平均日額」というボタンをクリックすると、月額設定に変更できます。
どの有料求人もそうですが、まず少額からでも試してみることで、「いくらの料金で何回見られるか」「いくらで何人応募が来るか」「何人応募が来たら何人採用できるのか」という情報が集まります。

その情報をもとに、再度適切な月額予算を練り直すと良いでしょう。

④会社で決められた予算

月5万円など、会社によって決められた予算がある場合はその金額で試してみましょう。
少額からでも試してみることで、「いくらで何人採用できる」「いくらで何人応募が来る」という情報が集まります。

その情報をもとに、再度適切な月額予算を練り直すと良いでしょう。

おわりに

Indeedは、掲載事態に費用がかかる求人メディアとは異なり運用型広告です。
運用者がどれくらい時間をかけるか、どれくらい運用の知識があるかで効果が変わってきます。

アクセルパートナーズはIndeedの認定パートナーとして様々な事業者様のIndeed運用代行をしています。

広告費10万円~+運用費20%と小額から承っています。
運用費を頂くからこそ、事業者様が自身で運用するよりも、価値が出せるように安価な採用を目指します。

まずはご相談からでもお気軽にお問い合わせ下さい。

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アクセルパートナーズに頼むメリット

・広告代理店ではなく、マーケティング会社なので安価に良い採用ができるようお手伝いします。自社の売上のための過剰な予算設定や無理な予算増額は一切行いません。

・運用型広告に10年以上携わっております。(スクール、運送、介護、工場作業、軽作業、商社、士業、接骨院、病院、販売サービス)Indeed認定パートナーとしてのノウハウも活かしながら採用をお手伝いします。

   

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まずはお気軽にご相談ください。

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この記事の監修

アクセルパートナーズ 代表取締役二宮圭吾

中小企業診断士
株式会社アクセルパートナーズ代表取締役 二宮圭吾

WEBマーケティング歴15年、リスティング・SEO・indeed等のWEBコンサルティング300社以上支援。
運用型広告の知見と経営者として自社の採用に携わっている経験を元に様々な業種の採用改善に携わる。

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