事業拡大を見据えた財務の足場固め。小売・EC市場で選ばれ続けるための資金戦略

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ーご協力いただいたきっかけを教えてください

以前、別の機会で大久保さんに事業計画書の作成を支援いただいたことがきっかけです。その際、自分では言語化できていなかった自社の強みや弱みを客観的な資料として整理していただいたことに感銘を受けました。今回のプログラムにお声がけいただいた際も、あのプロの視点が入るなら価値があると感じ、すぐにお受けいたしました。

ー実務従事前は、どのような課題を意識していましたか?

私は、これまでソフトウェア事業をメイン事業としていたのですが、ソフトウェア事業の費用構造は人件費や広告費が大半であり比較的シンプルなものでした 。しかし、小売業に参入したことで、在庫を抱えることとなり、これまでのやり方が通用しない状況に直面しました。
特に課題だったのが「利益は出ているはずなのに、なぜか手元にお金が残らない」というキャッシュフローの課題です。「売るのが仕事だ」という営業マンとしての意識が強く、必死に事業を回し続けていたのですが、このままではいつか限界が来るだろうと感じていました。

ー実務従事に参加された後の感想を教えてください

一番の収穫は、自分たちだけでは絶対に出てこない「新しい角度」からアプローチをいただけたことです。例えば、在庫について、これまでは単純に「持っている資産」だと捉えていました。ところが、診断の中で「在庫は何ヶ月で回転しているか?」といった1〜2年先の財務状況を見据えた分析に触れ、健全なキャッシュとは何かという点に気づきをえられました。
また、第三者の目が入ることで、銀行などの金融機関から自社がどう見えているのか、PL、BSがどうあれば、周りからもっと「応援したい!」と思ってもらえるのかが明確になりました。
専門家の知見を借りることで、自分一人で悩むよりもずっと早く、会社を良くするヒントが見つかったと感じています。

ー実務従事後の具体的な行動変化と成果を教えてください

実務従事後に早速着手したのは、徹底した「在庫の見える化」です。在庫管理シートを作成し、毎月の在庫回転率を細かく算出するようにしました。予測に基づいて仕入れ調整を行う体制が確立しつつあります。また、仕入れ先との交渉により、ロット数の適正化や前払い・後払いのバランスを見直しました。これらの取組によりキャッシュフローが改善しています。

ーこのプログラムは、どのような経営者や会社におすすめだと思いますか?

事業が「ちょっとうまくいっているかも」と感じている経営者の方ですね。特に、これまで自己資金のみで、いわば「我流」でやってこられた方には強くおすすめしたいです。
資金に余裕がなくなってからでは、打てる手も限られ、動きにくくなってしまいます。
余裕がある時期だからこそ、あえて中小企業診断士という外部の力を借りることで、自社の状況を客観的に診断してもらうことは、現状を打破し、事業を次のステージへ引き上げるきっかけにもなると思います。

ーこの度はご協力誠にありがとうございました。

 

インタビュー後記

課題への気づきを、即座に「在庫管理シート」という形にして運用まで繋げられたこと。そのスピード感こそが、㈱FMs様の成長の原動力なのだと感じました。
財務面を一つひとつ固めながら、ここからどのようにアクセルを踏み込み、成長市場であるフェムテック業界で飛躍されていくのか、伴走させていただく一人として、これからが本当に楽しみです。

本日はお忙しい中ありがとうございました。


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