「地域のよりどころになる場をつくりたい」何度も補助金が不採択だった中でようやく採択を勝ち取り、思いをようやく形にできました

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支援のきっかけ・背景

 ●どのような課題や目的があり、補助金申請を検討されましたか?

コロナ禍で既存の事業(訪問介護)が落ち込んだ時に、特に高齢の方たちが「一日誰とも話していない」とか「寂しい」とおっしゃる場面にたくさん出会いました。
ご家族が遠方にいらっしゃるケースも多く、「誰かと会える場所」「安心して過ごせる場所」が本当に必要なんだと感じて……。
そうした声を身近で聞く中で、「地域のよりどころになる場をつくりたい」と思ったのが補助金を検討したきっかけです。

●補助金の情報はどこで知りましたか?(紹介・金融機関・WEBなど)

商工会議所に相談に行った時に、「やりたいことがあるなら、こういう補助金があるよ」と教えていただいたのが最初です。

●アクセルパートナーズを知ったきっかけを教えてください。

補助金のことを調べていく中で、いくつか支援機関にも相談してみたんですが、なかなか前に進まなくて……。
そんな時に「補助金に詳しい人がいるよ」と紹介してもらってアクセルパートナーズさんを知りました。話してみたらとても分かりやすくて、「あ、ここならお願いできる」と感じました。

●数ある支援機関の中で、当社に依頼された理由を教えてください。

これまで何度か申請したんですが、ずっと不採択が続いていたんです。
正直、専門用語ばかりでよく分からなかったり、何をどう進めればいいのかが曖昧だったりして……「これ、本当に採択されるのかな?」という不安がずっとありました。
古川さんは、難しい話でもすぐ日常の言葉に置き換えて説明してくれたんです。
毎回の打ち合わせでも「何をすればいいか」が明確で、話していると自然とモヤモヤが晴れていく感じがありました。
費用も最初にしっかり説明していただけたので、その点でも安心してお願いできました。

申請・採択のプロセス

●実際の申請準備や打ち合わせの際、印象に残っていることはありますか?

毎回の打ち合わせのたびに、「ああ、そういうことだったのか」と整理されていく感じが強くあって、とても助かりました。
特に、事務局からの指摘にどう答えるかという場面で、「ここはこういう理由でこう直しましょう」と具体的に説明してもらえたのが印象的でした。
“言われたから直す”ではなく、“理由が分かって直す”という感じで、納得しながら進められました。

●書類づくり・ヒアリング・アドバイスなど、どのような支援が印象的でしたか?

ただ話を聞くだけじゃなくて、「この補助金が何を大切にしているのか」「そのために何を書くべきか」を一緒に整理してくれたことですね。
たくさん話しても、重要なポイントにちゃんと落とし込んでくれて、「こう書けば伝わるんだ」というのが毎回分かっていきました。

●採択が決まったときのお気持ちは?

何度も不採択だったので、半分は「今回も難しいかも」と思いながらも、古川さんと話していると「いや、今回はもしかしたら」という期待もありました。
採択の連絡を受けた時は、本当に夢みたいで……。
ずっとやりたかったことがようやく形になる、そんな気持ちでした。

採択後の取り組み・成果

●補助金で導入した設備・システム・仕組みを教えてください。

カフェの改装一式と、店内での健康チェックのための設備。それから予約システムも導入しました。

●実際に導入・活用してみて、どのような変化や効果がありましたか?

最初は高齢者の方を想定していたんですが、実際には若い方やお子さん連れの方も来てくださって、すごく幅広い年代の方が集まる場所になりました。
お話しして気持ちがスッキリした、と言って帰られる方も多くて、「こういう場所って必要なんだな」と実感しています。
カフェでのつながりから、既存事業(訪問のサービス)につながることも増えてきて、良い相乗効果が生まれています。

●社内・お客様・取引先など、周囲の反応はいかがでしたか?

スタッフもすごく喜んでいます。「ようやく形になったね」と。
お客様からも「こういう場所があって本当に助かる」「安心する」と言っていただけて嬉しかったです。
遠方に住むご家族からも「見守ってくれてありがとう」と声をかけていただくことがあって、やって良かったなと感じます。

●導入を通じて「やってよかった」と感じた場面はありますか?

高齢の方が、誰かと話すことで表情が明るくなって帰られる姿を見ると、本当に良かったと思います。
顔の見える場所ができたことで、訪問サービスを利用する際にも「ここなら安心」と思っていただけるようになりました。

アクセルパートナーズへのご感想

●実際に支援を受けてみて、特に良かった点を教えてください。

説明が本当に分かりやすかったことです。
専門用語ばかりだとついていけないんですが、古川さんは全部、日常の言葉に置き換えて話してくれるので、毎回の打ち合わせがスッキリして終われました。
料金の説明も最初にしっかりあったので、後で不安になることがなかったのも大きかったです。

●「アクセルパートナーズに頼んでよかった」と感じた理由を教えてください。

ずっと不採択が続いていた中で、ようやく採択されたというのが一番大きいです。
もちろん、ただ書類を作るだけじゃなくて、「どうすれば伝わるか」を一緒に考えてくれたことが採択につながったと思っています。

●担当コンサルタントの印象を教えてください。

とても話しやすい方でした。
こちらの思いをちゃんと受け止めて、整理して返してくれるので、毎回「気持ちも頭もスッキリする」という感じで話すことができました。

●サービス全体を通じての満足度や改善希望などがあればお聞かせください。

満足度はとても高いです。
改善希望というよりは、今後も補助金や採用のことなど、気軽に相談できたら嬉しいなという期待のほうが大きいです。

今後の展望・メッセージ

●今後、この取組をどのように発展させていきたいと考えていますか?

もっと幅広い世代の方が自然に集まれる場所にしていきたいです。
そこで生まれたつながりを、訪問介護や訪問マッサージにも活かして、高齢の方が安心して暮らせる地域づくりに貢献できたらと思います。

●アクセルパートナーズに今後期待することはありますか?

補助金はもちろんですが、採用や求人のことなども含めて、これからもいろいろ相談に乗っていただけたら嬉しいです。

●補助金活用を検討している企業様に向けて、一言メッセージをお願いします。

何度も申請してダメだと「もう無理かな」と思うこともあると思います。
でも、自分だけで抱え込まずに、ちゃんと話を整理してくれる専門家に相談するだけで、道がひらけることもあります。
私もそれを実感しました。

●最後に、一言で「アクセルパートナーズを選んで良かった理由」をお願いします。

「分かりやすく、安心して任せられたから」です。

企業情報

●会社名
株式会社First care
●ご担当者名・役職
代表取締役 尾串香織 様
●所在地・業種
名古屋市昭和区で、訪問マッサージ・訪問介護、それから今回のカフェ事業を運営しています
●支援した補助金
事業再構築補助金11次 (2023年)
●担当コンサルタント名
古川祐介

古川 祐介
この記事の編集: 古川 祐介
アクセルパートナーズ 取締役・中小企業診断士

IT企業やソフトウェアメーカーで開発・営業・マネジメントに従事。2017年に中小企業診断士登録。原価管理・IT導入支援を軸とした経営コンサルティングを行う。「見える化×行動変容=利益創出の方程式」を掲げ、データ経営支援サービス「ActionBI(アクションビーアイ)」を立ち上げ、全国の中小企業の利益体質化を支援。ソフトウェア導入にとどまらず、“経営が変わるまで寄り添う”を信条に、補助金活用・業務改善・DX認定支援を一貫してサポート。現場と経営をつなぐ“実務と理論の橋渡し役”として活動。

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