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補助金活用でつなぐ未来:後継者不足を乗り越え地域の技術を守る挑戦

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補助金申請のきっかけを教えてください。

押出成形機械の関連メーカーでは、経営者や技術者の高齢化による後継者不足で廃業・倒産が相次ぎ、産業と技術の継承が危機的状況にあります。関東地区でも周辺機器メーカーの廃業により、製造やメンテナンスの担い手が不足していました。

また、押出成形業界では長年にわたり機械化への投資が後回しにされてきました。投資によって技術力が向上し、地域の活性化にもつながると考え、当社は地域の職人や蓄積した技術を取り込み、周辺機器の製造・保守分野へ参入しました。

これにより、関東地区の押出成形品メーカーを支え、市場の安定的な拡大と当社の事業領域拡大を目指しました。

支援会社はどのように決めたのですか。

申請期限が迫る中、最初に依頼した支援会社二社に断られました。そんな折、アクセルパートナーズの信頼できるウェブサイトを見つけ、問い合わせをしました。初回のオンライン相談での担当者の人柄と、親身で丁寧な対応が決め手となり依頼を決めました。

支援を受けられていかがでしたか。

申請まで短期間でしたが臨機応変に対応していただき、こちらをリードしてくれる姿勢が心強かったです。弊社の状況を深く理解し寄り添ってくれるため、非常に頼りになりました。

採択後も何度か現場に足を運んでいただき、現場からの信頼も得られています。

特に大変、苦労した点は何でしたか?

弊社の状況や外部環境を細かく分析し、経営方針を踏まえた新規事業の事業計画を作成する作業が大変でした。細部まで助言をいただいたことで、将来見通しに納得のいく計画が完成しました。

最も苦労したのは、採択後に本社機能、第一、第二工場を一ヶ所に集め移転したことによる当初作成の事業計画の変更です。レイアウトや図面、設備の設置など細かい部分を何度も突き合わせ一から計画を作り直しました。

採択が決まったときの気持ちは?

率直にガッツポーズが出ました。長年の不安が一気に晴れ、投資に消極的だった会社が未来に向けて舵を切る勇気を持てた瞬間でした。

補助金は単なる資金援助ではなく、経営や事業への考え方を変えるきっかけになりました。

導入した設備や現場の変化について教えてください。

補助金で導入した最新設備により機械化が進み、作業精度が格段に向上しました。押出成形はきめ細やかな成型が求められる分野であり、機械が人の手を補完することで品質が安定し、受注増・売上増につながっています。

 

現場の雰囲気も変わりました。最新設備の稼働で生産性が上がり、ベテランのモチベーションも向上しています。最近は製造業で働きたいという20代の女性が入社し、若手とベテランが混ざることで職場に新しい風が吹き、価値観が徐々に変わってきています。

今回の補助金を活用した取り組みを通じて経営哲学や地域への思いはいかがですか?

日本の製造業の強みは、世界のものづくりを支える技術力にあります。

当社の押出成形は職人の技と細やかな技術が融合した分野です。

しかし、それを守るだけでは不十分で、次世代へ渡すための仕組み作りが必要です。

補助金はその起爆剤となりました。今後も地域の雇用を守り、技術を継承し、地域全体を元気にする循環を作り続けていきます。

お客様情報

ミサト化成株式会社

1979年11月24日設立

事業内容|プラスチック製品とゴム製品の製造・販売、押出成形機械設備の製造・販売・保守

事業再構築補助金第12次採択

梅田 実
この記事の編集: 梅田 実
中小企業診断士、ITストラテジスト

中小企業診断士、ITストラテジスト

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