受ける前にどんなことを期待していただきましたか？

ちょうど弊社の拡大段階のところでお誘いいただいて喜んで快諾しました。

自社内部の棚卸し、オペレーション面での良くない所や課題を洗い出し、改善の方法を一緒に考えてもらえたら嬉しいと期待して臨みました。

また、どのような流れで実施しているか、どんなコンサルさんがいてどんなことをやっていただけるのかも興味がありました。

実際に受けてみての感想を教えてください

30人くらいいらっしゃって、多くの人がヒアリングを通して自社の細かな点を確認していただき自社の課題や方向性について真剣に話し合っていただけたのがすごい嬉しかったです。

自社の課題や方向性をクリアにしていただきました。

おかげさまでこれからどんな風に経営計画を作って進めていけばいいかビジョンが明確になりました。

続いて社会保険労務士法人NEXPERTが描かれている拡大イメージについて教えてください

この頃、特に社員数と売上規模の拡大を目指していました。

事務所をやっていくとどうしても属人的になってしまいますし、規模を大きくしてしないとたくさんの会社に携わることができないと感じていました。

その中で自身の影響力を大きくし、関われる会社を増やしていくためにも30人規模の会社をおぼろげに目指していました。

実務従事を通して、

「5年以内の30人雇用という目標は現状の当社では難しい。逆に目指さなくても良い」

という結論に至りました。

売上を大きくするものの人数には拘らず、システム導入によって規模を大きくしていく方向を提示いただき、その方向に進んでいく自信につながりました。

実務従事をきっかけにした具体的な変化や施策の実施について教えてください

事務的なミスをなくすことを課題に持っていまし

たが、実際に実務従事のメンバーで魅力的な提案を出してくれた方々にコンサルに入ってもらってフローの見直しを行ってもらいました。

勤怠を給与ソフトに入れるものをシステム開発してもらったことで業務の削減に繋がりました。

これはアクセルさんに依頼をさせてもらう形で実務従事のメンバーと取り組みました。

また、これは別会社に依頼しましたがRPAを初めて導入しました。

ずっとミスが課題だと感じていて、

「これは人の手ではなくITを活用できればミスをなくせるのでは」

とわかっていても社内に実施できるリソースがなかったのでなかなか前に進められることができませんでした。

士業事務所はエンジニアやITに詳しい人材を抱えるのは難しいからこそシステムに詳しい中小企業診断士さんに依頼できたのは嬉しかったです。

社員数ではなくシステムで社内の体質改善に繋げた方がいいということに気づかせてくれて実際に実行の所までサポートいただきました。

田名網さんの今後の展望を教えてください

まずはやはり事業規模を大きくしたい。

そしてやれることをもっと増やしていきたいです。

最近では新人社労士さんで経験を積みたい方に業務委託の形で仕事を依頼し、後輩の育成的なことにも携わっています。

得意なIT領域のやり方を後輩の方々に教えることで社労士業界に貢献していきたいです。

例え業務委託が終わった後も彼らが頼れる仲間になって社内だけでなく社外にも依頼できる人材を広げていき、結果的に自社の影響力拡大に繋げていけたらいいなと思っています。

また実務従事に参加してもらえますか？

ぜひぜひお願いします。

ちょっと今忙しいのですぐには対応できないですがまた落ち着いた頃お願いします。

また自社だけでなく社労士仲間や顧問先でもマッチする会社さんがいたら紹介したいと思います。

インタビュー後記

長いお付き合いのある社会保険労務士法人NEXPERT様ですが会うたびに成長し、いつも気づきを与えていただける印象です。

近年士業事務所の採用や人材確保が難しくなっている中でITや業務委託の活用によって成長していく姿がとてもしなやかで従来の社労士事務所にはない魅力を感じました。

ITに非常に明るい田名網さんが影響力を高めることでより多くの中小企業様の労務面のIT活用が推進していくことを期待しています。

本日はお忙しい中ありがとうございました。