IPOに向けた税務体制構築
『攻め』と『守り』を両立する戦略的税務体制構築サービス
IPO（株式公開）は、企業価値を最大化する「攻め」の経営戦略です。しかし、その成功は、上場審査のリスクに耐えうる「守り」の体制がなければ実現しません。
事業成長に集中したい一方で、経営者は見えないリスクへの不安を抱えています。
アクセルM&A会計事務所は、この「攻め」と「守り」の二律背反を解消します。私たちは、高度な専門知識と豊富な実績を持つプロフェッショナルチームが、貴社の財務・税務・労務体制を万全な状態に整え、事業に安心して没頭できる環境を提供します。
「見えない税務リスク」を可視化できていますか？
IPO（株式公開）は、企業にとって「上場企業」という社会的信用と、資金調達による飛躍的な企業成長を可能にします。しかし、この成長機会を手に入れるためには、主幹事証券会社や証券取引所による審査をクリアしなければなりません。
その審査の中心は、「財務報告の信頼性」と「コーポレート・ガバナンス」という、企業の健全な基盤です。多くの企業が、事業計画や成長戦略に注力する一方で、上場直前になって「見過ごされがちなバックオフィス領域」、特に税務・労務の不備がリスクとして顕在化するケースがあります。
- 「あと一歩」で上場延期、最悪の場合は断念…
- 過去の申告漏れが発覚し、多額の追徴課税が…
- 複雑な資本政策で、オーナーに想定外の個人課税が…
これらは、非上場時には顕在化しなかった「見えないリスク」です。アクセルM&A会計事務所は、単なる税務アドバイザーではありません。IPO（株式公開）を熟知した専門家として、貴社が夢を確実に実現できるよう、潜在的なリスクを徹底的に洗い出し、盤石な体制構築をサポートします。
私たちが解決する3つの「見えない税務リスク」
IPO（株式公開）準備段階で浮上する潜在的な税務リスクは、互いに深く関連し、上場そのものを危うくする可能性があります。私たちは、以下の3つの側面からリスクを可視化し、解決に導きます。
リスク①：重加算税が招く上場延期・断念の危機
IPO（株式公開）準備中の企業は、業績の急激な伸びや人員増加といった変化から、税務調査の対象となりやすい傾向にあります。もし、税務調査で仮装経理等があったと見なされた場合、最悪50%もの重いペナルティである「重加算税」が課されることがあります。重加算税の事実は、「悪質な税逃れ」と見なされ、上場審査に致命的な影響を及ぼし、上場準備の遅延や断念につながる可能性があります。
私たちは、上場申請前に過去の税務申告内容を網羅的に洗い出す「税務デューデリジェンス」を実施します。潜在的な追徴課税リスクを未然に排除し、万が一修正申告が必要な場合でも、上場プロセスを円滑に進めるための具体的な対応策を提示します 。
リスク②：労務管理に潜む「簿外債務」という見えない爆弾
財務報告の信頼性は、人件費の適正な計上と密接に結びついています。不適切な労働時間管理は、未払い残業代という「簿外債務」を生み出し、財務諸表に潜在的なリスクをもたらします 。この簿外債務は企業の資産を毀損するだけでなく、財務報告の信頼性を著しく損なうため、上場審査で厳しく審査されます。
監査法人の監査が始まるn-3期から遅くともn-2期の期首までには、未払い残業代が発生しない仕組みづくりに着手することが必要となってきます。私たちは、「労務デューデリジェンス」を実施し、未払い残業代のリスクを早期に解決することで、上場審査を円滑に進める対応策を提示します。
リスク③：複雑な組織・資本政策と個人課税リスク
IPO（株式公開）準備では、組織再編やオーナーの事業承継・相続対策としての株式移動が行われます 。これらの取引には、細かな税制適格要件が定められており、要件を満たさない場合、想定外の法人税や個人課税が発生するリスクがあります。
私たちは、資金調達、上場審査、事業承継といった多面的な観点から、最適な資本政策を立案します 。施策に伴う各種税額シミュレーションを実施し、リスクとリターンを可視化することで、意思決定をサポートします。
IPO（株式公開）後も続く「価値創造」
IPO（株式公開）はゴールではなく、新たなスタートです。上場後は、投資家や金融機関に対し、企業価値の健全性と透明性を証明するため、より厳格な決算・開示義務が課されます 。私たちは、上場後のスムーズな移行までを見据えた体制構築をサポートします。
決算早期化の実現
非上場時よりもタイトな金融商品取引法に基づく決算・開示期限に対応するため、私たちは、手動作業の排除や業務フローの見直し、ITツールの活用を支援し、決算の早期化を実現します 。これにより、経営陣はタイムリーかつ正確な財務データを基に、市場の変化に迅速に対応できるようになります。
厳格な開示スケジュールへの対応
私たちは、上場企業に不可欠な「税効果会計」の導入を支援するとともに 、四半期・半期ごとの税額計算や税務調整といった複雑な業務もサポートし、決算・開示スケジュールを遵守できる体制構築をサポートします。
まずはお気軽にご相談ください
IPO（株式公開）の税務体制構築の問題を、専門家チームが伴走して解決いたします。まずはお気軽にお問い合わせください。
