【IT導入補助金】2024年(令和6年度)のIT導入補助金の概要とは?2023年との違いを徹底解説!

IT導入補助金は、中小企業や小規模事業者がデジタル化を進める上で大きな支援となる制度です。この補助金を活用することで、新しいITツールの導入による業務の効率化や市場の拡大を目指す企業が、経済的なサポートを受けることができます。この記事では、IT導入補助金の目的、申請スケジュール、基本要件、対象業種と経費、そして補助上限額や補助率に関する最新の情報を、詳しくご紹介します。

特に重要な変更点として、前年度からECサイト制作が補助の対象から外れること、新たに「インボイス枠」が設けられることが挙げられます。さらに、補助対象者に関する変更や、小規模事業者向けの補助率の一部修正も行われています。

これらの重要な変更点を考慮に入れ、IT導入補助金を効果的に利用するための戦略を策定する際には、最新の情報をぜひ参照してください。これにより、ご自身の事業に最適な支援を受けるための計画を、より的確に立てることが可能となります。

 

IT導入補助金とは

IT導入補助金は、中小企業や小規模事業者がデジタル技術を活用し、業務の効率化や競争力を強化することを目的とした政府の支援策です。経済産業省中小企業庁が2017年に開始したこの制度は、業務効率化やデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するためのITツール(ソフトウェアやサービスなど)の導入を支援します。企業が新たにITシステムを導入する際にかかる費用の一部を補助することで、顧客サービスの向上やオンライン市場への拡大を促進し、最大450万円までの補助を提供しています。この補助金は、デジタル変革を通じて課題解決を図り、事業の拡大をサポートするための重要な手段となっています。

 

IT導入補助金のスケジュール

スケジュールは以下の通りです。

引用先:12月11日更新 IT導入補助金2024の制度概要について

こちらが現状公表されている分になります。

 

また、受付開始は、2024年2月16日(火)を予定しています。

以下のサイトに詳細なスケジュールが乗っていますので参考にしてください。

引用先:12月27日更新 【IT導入補助金2024】 公募スケジュールのお知らせ

 

IT導入補助金の対象となる業種と経費

補助対象となる事業者

2023年度までは中小企業、個人事業主、フリーランスを含む小規模事業者がIT導入補助金の対象でしたが、2024年度からはこれに大企業も加わりました。対象となる事業者の規模は資本金や従業員数によって決まるため、申請前にこれらの基準を確認することが重要です。

以下に、2023年度版の補助対象者の基準を紹介いたします。

参考先:IT導入補助金とは

 

補助対象経費

対象経費は以下の画像の赤枠部分です。

引用先:12月11日更新 IT導入補助金2024の制度概要について

 

申請枠によって補助対象経費が異なるので注意が必要です。

 

また、この度の制度変更に伴い補助対象ITツールの見直しが行われました。

インボイス枠(インボイス対応類型)

 インボイス制度に対応した「会計」「受発注」「決済」機能を有するソフトウェアが対象

  ※インボイス制度に対応していないソフトウェア及びECサイト制作は本類型の対象にはなりません。

 

IT導入補助金の補助上限額や補助率について

2024年からECサイト制作が補助の対象から外れ、新たに「インボイス枠」が設けられます。

さらに、補助対象者に関する変更や、小規模事業者向けの補助率の一部修正も行われています。

 ・インボイス枠(インボイス対応類型)では、小規模事業者に対する補助率を一部「4/5」へ拡大

 

具体的な各枠での補助額、補助率の情報は下記の画像をご覧ください。

引用先:12月11日更新 IT導入補助金2024の制度概要について

 

まとめ

以上が現在判明しているIT導入補助金の概要になります。また最新情報がでましたら随時更新していきます。

IT導入補助金はITツールを導入するだけで、補助金の交付が受けられる制度ではありません。

ITツールを導入することで業務効率化や生産性向上、働き方改革など、企業が抱えている課題を解決することやこれからの成長に役立てることが大切です。
あらかじめ事業計画を立てて、それを実行していくことが求められます。

当社、アクセルパートナーズは、IT導入補助金について多数の採択実績がございます。応募申請だけでなく、その先の交付申請、実績報告といった手続きのサポートまで、サービスメニューをご用意しております。 高い採択率に裏付けられたノウハウをもとに、お客様の状況に合わせたサポートをご提供いたします。