はじめてのリスティング広告を代理店に依頼する際に押さえておきたいポイント
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広告代理店にリスティング広告の依頼を検討している事業者様は、数多くいらっしゃると思います。
初めて広告代理店に依頼する事業者様は、わからないことが多く、さまざまな不安を抱えているのではないでしょうか。
そこで、今回はリスティング広告を代理店に依頼する際に、押さえておくといいポイントをまとめました。
本記事を読むことで、広告代理店に依頼する際の不安が少しでも解消されればと思います。
まずは、この記事のまとめです。
①リスティング広告の特長
②よく使う用語
③指標の意味
◯打ち合わせの時に確認すること
①他社に負けない強み
②最低契約期間・最低広告予算・スケジュール
③広告の調整のスピード感
④自社と同じあるいは似た業種での実績
⑤料金体系
⑥担当者の雰囲気・知識 ◯打ち合わせの時に代理店に伝えること
①広告を配信する目的
②広告を配信する上での目標
③予算
④配信期間 ◯広告配信中にやること
①会社のイベントごとがあれば伝える(期間限定セールや緊急セミナー等) ◯広告配信後にやること
①レポートを提出してもらう
②何がどれくらいどのようになったのかを聞く
③変化が起きた要因の分析を聞く
④今後どのような運用をしていくのか質問する
⑤疑問点を質問する
それでは、依頼前〜打ち合わせの段階からみていきましょう!
目次
依頼前〜打ち合わせまで
打ち合わせの前に基本的な知識・用語をなんとなく理解しておく
広告代理店に依頼する時には、「なんか聞いたことある」くらいまでで大丈夫なので、リスティング広告に関する基礎的な知識や用語を知っておくのがおすすめです。
これは、代理店の担当者が何を話しているのかがなんとなくでも掴めると、依頼する前の限られた打ち合わせ時間が有意義なものになるためです。
具体的には、以下の項目を押さえておくといいでしょう。
①リスティング広告の特長
・ターゲットを絞って配信できる広告であること
・クリック課金型である(広告がクリックされてはじめて費用が発生する)こと
②よく使う用語
・コンバージョン
→広告を配信する上で、ひとつのゴールとなるもの
会員登録ボタンや電話番号のクリックなどをコンバージョンとして設定することが多い
・平均クリック単価(CPC:Cost Per Clickの略)
→1回のクリックにかかった費用の平均値
総広告費/広告がクリックされた数
・LP(ランディングページ)
→広告をクリックしたユーザが最初にたどり着くWEBページ
③指標の意味
・クリック率(CTR)→広告がクリックされた数/広告が表示された数(数値が高いほどCPCを抑えられる。この理由は割愛。)
・コンバージョン率(CVR)→コンバージョン数/広告がクリックされた数(数値が高いほど良い)
・コンバージョン単価(CPA)→広告費/コンバージョン数(数値が低いほど良い)
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打ち合わせの時に確認すること
実際の打ち合わせでは、以下の点を確認して、その代理店に依頼するか検討しましょう。
①他社に負けない強み
細かいキーワード設定や迅速な対応、実績豊富など代理店にはそれぞれ強みがあります。
②最低契約期間・最低広告予算・配信結果レポート
特に、配信結果のレポートはどれくらいの頻度でどのような内容のものをもらえるのかを確認しましょう
月に1回のレポートで、配信結果の所感や結果が悪かった場合の改善案などが記載されるのが相場かなと思います。
③広告のチューニングのスピード感
広告の配信中に何かしらの問題が発生した際、どれくらい素早く対応してもらえるか。
発生する問題の大きさによりますが、通常であれば、1営業日以内には対応してもらえるはずです。
④同業あるいは似た業種での実績
まずは、実績があるかどうか。実績がある場合はどのような結果だったのかを確認しましょう。
⑤料金体系
代理店によって、様々な料金体系があります。
以下の点を確認しておきましょう。
・初期費用はいくらか
・チューニング費用(手数料)型なのか成果報酬型なのか
・チューニング費用は広告費の何%か
・成果報酬の詳細
⑥担当者の雰囲気と知識
これは少し難しいかもしれませんが、質問に対する態度や話し方などから、担当者の雰囲気や知識量を分析し、安心して任せられるかどうか検討しましょう。
打ち合わせの時に代理店に伝えること
以下の点は、代理店の担当者から聞かれることになりますので、その場で答えられるように準備しておくといいでしょう。
目的や目標を伝えることで、代理店からさまざまな提案をもらえるようになると思います。
①広告を配信する目的
「お問い合わせを増やす」「期間限定キャンペーンの告知」など、目的があって広告を配信されると思います。
広告を配信する目的を明確にしておきましょう。
②広告を配信する上での目標
上記の目的を達成するために、『何の数字』を『どれくらい』『どうしたいのか』のイメージを持っておきましょう。
例えば、目的を「お問い合わせを増やす」とした場合、『HPのお問い合わせボタンと電話番号のボタンのクリック数』を『1ヶ月30回に』『増やす』といったイメージです。
③予算、配信地域
広告費用として確保している予算と広告を配信したい地域です。
④配信期間
広告を配信する期間です。
広告配信中に行うこと
・会社のイベントごとがあれば伝える(期間限定セールや緊急セミナー等)
リスティング広告の掲載順位は、さまざまな要因が絡み合って決定されます。
そのため、広告配信中に何かイベントを行う際には、その旨を代理店に伝えるようにしましょう。
広告配信後に行うこと
①レポートを提出してもらう
配信結果を数値で記載したレポートを提出してもらいましょう。
②何がどれくらいどのようになったのかを聞く
結果がよくなったのか悪くなったのかを数字で説明してもらいましょう。
③変化が起きた要因の分析を聞く
代理店担当者がどのような分析をしたのかを聞きましょう。
④今後どのような運用をしていくのか質問する
成果が出たとしても、今後同じ運用方法が通用するかはわかりません。
今後の運用プランを聞いておくと、その後も安心して代理店に任せることができます。
⑤疑問点を質問する
その他疑問点があれば質問しましょう。
まとめ
【本記事のまとめ】
◯依頼前〜打ち合わせまで
①リスティング広告の特長
②よく使う用語
③指標の意味
◯打ち合わせの時に確認すること
①他社に負けない強み
②最低契約期間・最低広告予算・スケジュール
③広告の調整のスピード感
④自社と同じあるいは似た業種での実績
⑤料金体系
⑥担当者の雰囲気・知識
◯打ち合わせの時に代理店に伝えること
①広告を配信する目的
②広告を配信する上での目標
③予算
④配信期間
◯広告配信中にやること
①会社のイベントごとがあれば伝える(期間限定セールや緊急セミナー等)
◯広告配信後にやること
①レポートを提出してもらう
②何がどれくらいどのようになったのかを聞く
③変化が起きた要因の分析を聞く
④今後どのような運用をしていくのか質問する
⑤疑問点を質問する
代理店に依頼する際には、たくさんの不安がつきまとうと思います。
その不安をできるだけ0にするために、今回の記事が少しでもお役に立てば幸いです。
また、私自身も代理店側の担当者として、多くの広告主様に信頼していただけるよう努めてまいります。
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この記事の監修
中小企業診断士
株式会社アクセルパートナーズ代表取締役 二宮圭吾
WEBマーケティング歴15年、リスティング・SEO・indeed等のWEBコンサルティング300社以上支援。
運用型広告の知見と経営者として自社の採用に携わっている経験を元に様々な業種の採用改善に携わる。