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今後重要性がどんどん強まるコーチングの価値!ティーチングとの違いとは?

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この記事のまとめ

 

今回は、デジタル推進で強まる「コーチングの価値」についてご紹介しました。
そもそもコーチングとは何かという話からはじまり、ティーチングとの違い、デジタル推進によって変わる会社のシステム、そしてそれに伴い価値が強まるコーチングの可能性について解説しています。

こんにちは!
アクセルパートナーズのスタッフ桜井です。

皆さんの会社はデジタル推進していますか?
ITが導入されて便利になったこともあれば、それに伴って必要になったスキルもあると思います。

今日の話題はデジタル推進が行われる昨今、「コーチング」の価値が強まるのではないかというお話です!

(編集:桜井ゆかこ)

そもそもコーチングって何?答えは相手のなかに!

今日は、デジタル推進で強まる「コーチングの価値」というのがテーマですが、そもそもコーチングってどういうものなのでしょうか。単語は分かりますが、何を指すのかはよく分かっていなくて・・・。

ではまず、コーチングについて簡単に紹介していきます。
コーチングとセットでよくティーチングという言葉も登場するので、こちらも合わせて解説しますね!

コーチングとティーチングとは?意味と違い

 

簡単に書くと、意味と違いはそれぞれ以下の通りです。
コーチング
とは、「相手のなかにある答えを自分で見つけ出すように導く」こと。
ティーチングとは、「答えを教える」こと。
それぞれ相手へ対応する内容が違うため、役割やメリットなども、状況によって変わってきます。

  コーチング ティーチング
答え 引き出す 教える
役割 コーチはサポート役 ティーチャーは指南役
メリット 自発的に行動できるようになり、目標達成までのモチベーションも高くなる 基礎的・初歩的な内容について、一度に複数人の育成が可能
デメリット 成果が出るまで時間がかかる 自主性が損なわれる可能性がある
おすすめな状況 やり方や答えが決まっていない仕事 基礎的・初歩的な内容の習得

一般的に、小学校以降の学校教育は特にティーチングであることが多いです。
一方、社会では明確に決まった答えのない課題を解決していく力が必要となってきます。その力を引き出すことができるコーチングは、部下やクライアントに対してなど、あらゆる現場で必要とされる能力だと言えるでしょう。

人間だからこそできるコーチングの価値

ところで、何か疑問があったときってどうしますか?

う~ん、とりあえずGoogleで検索しますかね。

そう!そうなんですよね。
近年、疑問に思ったことは検索すれば解決できることって多いですよね。

人に聞く前に自分で調べて、分からなかったら知ってそうな人に聞いてみることが多いです。

例えば、効率的な勉強法も、問い合わせ電話の応答の仕方も、明確に答えがあることって、もう誰かが大体ネットに書いてくれているんですよね。
その流れで言うと、新入社員の教育などもデジタル推進によって変わると思っています。

デジタル推進によって変わる効率的な新入社員教育

例えば新入社員向けのマニュアルがあったとします。これまでは一応紙の資料やWordデータがありましたが、改定も手間で、変更した部分は先輩が口頭で教えているような状況でした。
しかし、デジタル推進を行った結果、クラウド上でマニュアルを管理することが可能となり、共有や改定を効率的に行うことができるようになりました。
それに加え、一度動画でマニュアルを撮り、それを社員が誰でも観られるようにしたので、わざわざ先輩社員がその都度時間を取って教える必要もほとんどなくなり、その分の時間を他の業務に充てることができたため、会社全体の生産性の向上に繋がりました。

この例を見てわかる通り、デジタル推進によって、直接業務の手順を教える必要性、ティーチングの価値は下がっていく可能性が高いと言えるでしょう。

コーチングの価値の強まりと内発的動機づけ

では「コーチングの価値が強まっていく」というのはどういうことなんでしょうか。コーチングは、「相手のなかにある答えを自分で見つけ出すように導く」という話でしたが、あまりイメージが浮かびません。

コーチングでは、相手が本来持っている力や可能性を最大限に発揮できるよう寄り添いサポートします。
これはZOOMなど普及したことで、双方時間を合わせやすくなったため、行うのが以前より容易になりました。
逐一教えるティーチングではなく、自発的に動けるように導く「内発的動機づけのコーチングの価値」が非常に重要になってきています。

内発的動機づけと外発的動機づけ

 

内発的動機づけとは好奇心や関心によってもたらされる動機づけであり、賞罰に依存しない行動である。

(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』動機づけ 2.2.3内発的動機づけ)

 

外発的動機づけとは義務、賞罰、強制などによってもたらされる動機づけである。

(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』動機づけ 2.2.3外発的動機づけ)

前項で、コーチングは時間がかかるものの自主的に行動できるようになり、ティーチングは短期で効果が出やすいですが自発的な動きができない可能性があると記しました。

一方、内発的動機づけ即時効果が出るものではありませんが継続性があり外発的動機づけ短期間で結果が出ますが効果は長く続きません

動機づけについて簡単に例を挙げてみます。
例えば、会社員でいうと「契約を1つ取れたらインセンティブがもらえるから頑張る」というのは外発的動機づけになります。
一方、内発的動機づけは、仕事が「楽しい」「ワクワクする」といった自らの意志が原動力となっていることを示します。

社内でよく話題に出ますが、緊急度が高くて重要度も高いことって誰でも慌てて取り組みますよね。
緊急度が高いけどそれほど重要でもないことにも人は追われています。でも、緊急度が低いけど重要なことってほっとかれがちなんですよ。

例えば、HPで考えてみます。自社サイトはユーザビリティが低いものの使えないことはないので、そのまま放置しているという場合です。その結果どうなるかというと、見づらい分かりづらいという理由でせっかく訪問してくれた見込み客が離脱してしまうことに繋がりかねません。

緊急度が低いけど重要なことは、取り組むと時間がかかることが多いです。
だからこそ皆がやっていないことをちゃんとやるのは、他との差別化に繋がって施策としては非常に有効な手段です。
「内発的動機づけのコーチング」も同様で、時間がかかるものの、ちゃんと効果的に行えば目を見張るような結果が出ます。

報酬がもらえるから・・・怒られたくないから・・・と動く働き手よりも、行動すること自体が楽しくワクワクする!お客さんを喜ばせたい!と自ら動いている働き手のほうが、自分にも周りにも良い影響を及ぼすのは想像に難くありません。

まとめ

 

今回のまとめ

 

今回は、デジタル推進で強まる「コーチングの価値」についてご紹介しました。
そもそもコーチングとは何かという話からはじまり、ティーチングとの違い、デジタル推進によって変わる会社のシステム、そしてそれに伴い価値が強まるコーチングの可能性について解説しています。

コーチングする際には、自分の意志で動く内発的動機づけが重要で、時間はかかるものの自発的で継続的な効果が期待できます
しかし、往々にしてこういった時間のかかる取り組みは、緊急度が低く重要なことであり、放置されてしまう傾向にあるので、ちゃんと行うことで他社との差別化に繋げることが可能となります。

確かに嫌々物事にあたるよりも、楽しい!と思ってやっているほうが捗りますし、健康にもいいなと思うので、「コーチング」は重要だなと感じました。

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この記事の監修

アクセルパートナーズ 代表取締役二宮圭吾

中小企業診断士
株式会社アクセルパートナーズ代表取締役 二宮圭吾

WEBマーケティング歴15年、リスティング・SEO・indeed等のWEBコンサルティング300社以上支援。
事業再構築補助金、ものづくり補助金、IT導入補助金等、補助金採択実績300件超。
中小企業診断士向けの120名以上が参加する有料勉強会主催。

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