【簡単紹介】新規事業を考えるときに使えるフレームワーク3選 差別化集中・ブルーオーシャン・PPM
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この記事のまとめ
今回は、当社のコラムのなかでもよく閲覧されている“経営に役立つ「~戦略」”について書かれた記事をまとめました。
内容は
①<競争戦略>差別化集中戦略
②ニッチ戦略・ブルーオーシャン戦略
③PPM分析(戦略策定フレームワーク)
となっています。概要から重要な点などについて紹介しています。
こんにちは!
アクセルパートナーズのスタッフ桜井です。
当社では色々なコラムを更新していますが、なかでも「~戦略」というような経営に役立つ戦略・考え方を紹介する回は、皆さんによく読んでいただいている印象があります。
今回ご紹介するフレームワークは、新規事業を考える際や、自社の事業を見直す際に活用できますので、悩んでいたり、迷っているとき、決め手を探しているときなど、ぜひ使ってみてください!
ということで、今回はこれまでのコラムのなかでも人気のある「戦略」についての記事3選をご紹介します。気になった記事がありましたら、ぜひ本編もご覧ください。
目次
1.<競争戦略>差別化集中戦略
戦略系の記事のなかでも、多くの方が検索して、読んでいただいているのが「差別化集中戦略」です。
差別化集中戦略は、以下4つの企業の競争戦略のひとつです。
①コストリーダーシップ戦略
②差別化戦略
③コスト集中戦略
④差別化集中戦略
差別化集中戦略とは?
特定の狭い市場(特定のターゲット)を対象とし、製品やサービスの差別化で優位性を構築する戦略のこと。
「【中小企業の成功事例】差別化集中とは?競争戦略で競争を回避し利益をあげよう」という記事では、企業の競争戦略について4つの戦略を解説し、そのなかのひとつである差別化集中戦略に注目して紹介しています。
差別化集中戦略をとる企業の営業利益率が高い傾向にあることについて言及し、成功事例を3つ取り上げています。
この記事のなかで出ている成功事例をひとつご紹介します。
価格競争と衰退産業をひっくり返す!「洋樽」メーカーの戦略
国内唯一の洋樽専業メーカーが取り組んだ事例です。洋樽は洋酒などの貯蔵に使われる樽のことです。
この洋樽は、専業4社間で価格競争に陥っており衰退産業と感じていましたが、逆に考えると、競合も少なく磨き上げれば1番の強みになると気づいたことが転換点となりました。
洋樽がお酒の『調味料』になると認識したことで、洋樽の品揃え拡大や開発に成功し、高付加価値化できたという内容になっています。
(出所:2020年版中小企業白書)
【簡単紹介】新規事業を考えるときに使えるフレームワーク3選 差別化集中・ブルーオーシャン・PPM
差別化集中戦略のポイント
差別化集中戦略とは特定の狭い市場(特定のターゲット)を対象とし、製品やサービスの差別化で優位性を構築する戦略のこと
4つある競争戦略のなかで差別化集中戦略をとる企業の営業利益率が高い傾向にある
2.ニッチ戦略・ブルーオーシャン戦略
次にご紹介するのが、「ニッチ戦略・ブルーオーシャン戦略」です。
ニッチ戦略とは?
大企業が手を出せない市場に進出する戦略のこと。
ブルーオーシャン戦略とは?
競合がいない市場を創造するための戦略のこと。
「ニッチとブルーオーシャンの違いで事例も!業界の常識を疑う戦略」という記事では、ニッチとブルーオーシャンの違いから、それぞれの戦略の詳しい解説、重要性について、社長の二宮さんと編集の安藤さんが会話形式を交えつつ、分かりやすく紹介しています。
ニッチとブルーオーシャンの違いで事例も!業界の常識を疑う戦略
記事のなかでは、ニッチとブルーオーシャンの違いとは、『ニッチは発見するもの』で『ブルーオーシャンは作り出すもの』、現在重要なのは「ブルーオーシャン」だ、ということを指摘しています。
その理由や、ブルーオーシャンを創出する4つの方法「①取り除く②減らす③増やす④付け加える」ということや、自社のみで行うのは大変だからこそ補助金を活用することで、新たな事業展開へ乗り出せる可能性が高まるという内容になっています。
ニッチ戦略・ブルーオーシャン戦略のポイント
ニッチ戦略とは大企業が手を出せない市場に進出する戦略のこと
ブルーオーシャン戦略とは競合がいない市場を創造するための戦略のこと
2つの違いは、『ニッチは発見するもの』で『ブルーオーシャンは作り出すもの』
今、重要なのは「ブルーオーシャン」
ブルーオーシャンを創出する4つの方法「①取り除く②減らす③増やす④付け加える」
3.PPM分析(戦略策定フレームワーク)
次にご紹介するのが、戦略策定フレームワークのひとつである「PPM分析」です。これについては、「PPM戦略の有効性」といった検索ワードから表示されているようです。
PPM分析とは?
「市場成長率」と「市場占有率」の2軸で、事業のポジションを明確にする分析手法のことです。
「新たな価値創造への取組み PPM分析と取組事例をご紹介します」という記事では、PPMの解説から、分析によって有効な経営資源の配分を考え、事業のバランスや投資すべき事業を見きわめることの重要性について書いています。理想的なPPMや、また、このコロナ禍で新たな価値創造に実際に取り組んでいる企業の事例も紹介しています。
PPM分析は以下の表で、事業のポジションを明確にします。それぞれの詳しい解説は、「新たな価値創造への取組み PPM分析と取組事例をご紹介します」をぜひご覧ください。
新たな価値創造の取組事例としては、以下の3点に分けて取り上げています。
①新製品開発
②販路開拓
③雇用
このなかで、①新商品開発の事例についてひとつ、ご紹介します。
事例:空中で指や手を動かすだけでパソコン、スマホ、各種装置などを操作できる技術を開発し、特許申請中。触れずにエレベーターのボタンやドアノブを操作するなどといった幅広い展開が考えられる。【近畿】
目まぐるしく変化する環境のなか、変化を前向きにとらえて、新たなビジネスを生みだしている企業が多く存在しています。他にも事例を紹介しているので、ぜひ読んでみてください。
新たな価値創造への取組み PPM分析と取組事例をご紹介します
PPM分析のポイント
PPM分析とは「市場成長率」と「市場占有率」の2軸で、事業のポジションを明確にする分析手法のこと
有効な経営資源の配分を考え、事業のバランスや投資すべき事業を見きわめることが重要
まとめ
[wp-svg-icons icon=”pencil” wrap=”i”]今回のまとめ
今回は、当社のコラムのなかでもよく閲覧されている“経営に役立つ「~戦略」”について書かれた記事をまとめました。
内容は以下の3つとなっています。
①<競争戦略>差別化集中戦略
→4つの企業の競争戦略と差別化集中戦略の成功事例
②ニッチ戦略・ブルーオーシャン戦略
→ニッチとブルーオーシャンの違い、それぞれの戦略の詳しい解説、重要性
③PPM分析(戦略策定フレームワーク)
→PPMの解説、分析によって見きわめることの重要性、新たな価値創造に取り組んでいる事例
戦略の型を知って試してみることで、事業に対する新たな発見ができたり、これまでのことを整理して取り組みを精査できる状態になれたりなど、いい方向へむかうことに繋がるのではないでしょうか。
この他にも、アクセルパートナーズのコラムでは、会社の経営や事業の再構築、マーケティングに役立つ記事を随時更新していますので、あわせてぜひご覧ください!
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この記事の監修
中小企業診断士
株式会社アクセルパートナーズ代表取締役 二宮圭吾
WEBマーケティング歴15年、リスティング・SEO・indeed等のWEBコンサルティング300社以上支援。
事業再構築補助金、ものづくり補助金、IT導入補助金等、補助金採択実績300件超。
中小企業診断士向けの120名以上が参加する有料勉強会主催。