【補助金】飲食店で活用する!「ものづくり補助金」2020【飲食業】
飲食業でも活用することができます。実際に「ものづくり補助金」に採択された飲食店が数多くあります! 現在、飲食業は様々な課題に直面していると思います。 その課題を解決するにあたって導入を検討している設備やサービスに「ものづくり補助金」が活用できる可能性があります。 まずは、「ものづくり補助金」について簡単におさらいしましょう。
「ものづくり補助金」とは?
事業の概要
「ものづくり補助金」とは、ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金のことです。中小企業・小規模事業者等が今後、直面する制度変更(働き方改革や被用者保険の適用拡大、賃上げ、インボイス導入等)等に対応するため行われています。 中小企業・小規模事業者等が取り組む革新的サービス開発・試作品開発・生産プロセスの改善を行うための設備投資等を支援する目的です。
活用のメリット
①革新性のある新規事業にチャレンジできます。 ②返済不要の資金を調達できます。 ③自社のビジョンや事業計画を明確にできます。
いつまで? 4次締切分のスケジュール
8月4日(火) 公募開始 *すでに始まっています 9月1日(火)17時~ 電子申請受付 *すでに始まっています 11月26日(木)17時 応募締切(4次締切)
申請の際の注意点
申請は、電子申請システムのみで受け付けており、「GビズIDプライムアカウント」の取得が必要となっています。取得には、2週間程度かかるため、余裕のあるスケジュールですすめることが重要です。 また、この補助金は、購入済みのものには適応できません。これから導入するものに関して申請を行ってください。 他には、発注・納入・検収・支払等のすべての事業の手続きが補助事業実施期間内に完了する事業であること、という要件もあります。
採択されている事業の現状
「ものづくり補助金」は申請した全ての事業者が採択されているという訳ではありません。 事業者がした申請を基に審査が行われ、それを通過した事業者が採択されます。下記の表はこれまでの公募の結果をまとめたものです。締切回 | 応募者数 | 採択者数 | 採択率 |
1次(令和2年4月28日) | 2,287 | 1,429 | 62.5% |
2次(令和2年6月30日) | 5,721 | 3,267 | 57.1% |
3次(令和2年9月25日) | 6,923 | 2,637 | 38.1% |
「ものづくり補助金」に飲食店が採択されるためには
採択された飲食店の例
採択される事業計画を立案するにあたっては、これまでに採択された飲食店の事業案を参考にするといいと思います。そこで、第三次公募までに「ものづくり補助金」に採択された飲食店の事業計画をいくつかピックアップしました。・地域とともに世界へ!飲食店が挑む「出来立てクラフトビール メーカー」への参入 ・飲食業における非対面型ビジネスモデルへの転換のための機械装置導入 ・小規模飲食店の新たな販売方式を持続可能にする新提供体制の確立 (出典:http://portal.monodukuri-hojo.jp/saitaku.html)
この例からもわかるように、革新的なサービスや試作品の開発、設備投資を計画し申請した飲食店が採択されています。やはり、「ものづくり補助金」に採択されるためには「ものづくり補助金」事業の目的に沿った計画を立案し、申請することが必要だと言えるでしょう。 この他にも、下記のようなシステム開発を計画して申請した事業者も「ものづくり補助金」に採択をされています。・飲食店の感染症拡大防止のための販売方法システム構築と商品供給体制の拡充 ・飲食店の3密回避!最新予約システム「NowDo」開発事業 ・飲食店向けフードデリバリー/テイクアウト注文一括管理システム ・低価格SNS広告一括投入アプリ開発による飲食店の非対面事業への転換支援 ・飲食店広告媒体データのAI解析システム開発 (出典:http://portal.monodukuri-hojo.jp/saitaku.html)
飲食店を経営されている方は現在抱えている課題解決のための設備投資として、こういったシステムの導入を計画してみてはいかがでしょうか。