3Dスキャン・CAD/CAMシステムの導入を検討中の歯科医院の方、「ものづくり補助金」の対象になります!4次公募受付中!
ものづくり補助金とは?
事業の概要
「ものづくり補助金」とは、ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金のことです。
中小企業・小規模事業者等が今後、直面する制度変更(働き方改革や被用者保険の適用拡大、賃上げ、インボイス導入等)等に対応するため行われています。
中小企業・小規模事業者等が取り組む革新的サービス開発・試作品開発・生産プロセスの改善を行うための設備投資等を支援する目的です。
活用のメリット
①革新性のある新規事業にチャレンジできます。
②返済不要の資金を調達できます。
③自社のビジョンや事業計画を明確にできます。
いつまで? 4次受付締切までのスケジュール
8月4日(火) 公募開始 *すでに始まっています!
9月1日(火)17時~ 電子申請受付 *すでに始まっています!
11月26日(木)17時 応募締切(4次締切)
申請の際の注意点
申請は、電子申請システムでのみ受け付けています。「GビズIDプライムアカウント」の取得が必要となっています。取得には、郵送後、2週間程度かかるため、余裕のあるスケジュールですすめることが重要です。
また、この補助金は、購入済みのものには適応できません。これから導入するものに関して申請を行ってください。
補助事業実施期間に、発注・納入・検収・支払等のすべての事業の手続きがこの期間内に完了する事業であること、という要件となっています。
補助金を受けられた場合の注意点
●補助金が手に入るのは支払いが終わってからです。
事業者による立替が必要となるので金融機関を事前にご相談を!
●交付決定から事業完了まで直接対応が発生します。
中央会との対応、機械の発注・納入・加工試験は事業者のお仕事です。
納入時・加工時の写真、数値データの提供等が必要になります。
●事業後は5年間、年1回の報告義務があります。
事業後も報告必要。収益納付制度(補助金返却義務発生)にご注意ください。
「ものづくり補助金」に歯科医院が採択されるためには?
「ものづくり補助金」の概要についてわかっていただけたと思います。
それでは、実際に採択された例を参考に「ものづくり補助金」に採択されるための取組みを考えていきましょう。
「ものづくり補助金」で採択された歯科医院の具体例
実際に採択された歯科医院の事業計画を以下にまとめました。
・CAD/CAMを用いたセカンドオピニオンの提供による理想の 口腔状態実現と感染対策の整備
・患者様によりそう治療提供プロセスの実現
・根管治療の高効率化と3D設計技術の獲得による高付加価値 歯科治療の提供事業
身近な愛知県内では、
・マイクロストリークレーザと院内ミリングの複合化によるワンビ ジット・トリートメントの開発。
・高度な感染症対策による歯科用チェア上で治療からカウンセリ ングまで完了するワンストップサービスの確立。
(出典:http://portal.monodukuri-hojo.jp/saitaku.html)
以上のような事業計画を立てて申請をした歯科医院が採択されています。
「ものづくり補助金」の採択をされる難易度
しかし、上述したような事業計画を立てて申請すれば、採択されるというわけではありません。
「ものづくり補助金」の採択をされる難易度は高いと言えます。
この理由を説明するにあたって、第三回までの公募の結果が参考になるため、下記の表をご覧ください。
第三次公募までの結果
応募者数 |
採択数 |
採択された割合 |
6923 |
2637 |
約38.1% |
(出典:http://portal.monodukuri-hojo.jp/saitaku.html)
このように、申請された方の半分以上が採択されていないという結果になっており、補助金に採択されるのは難しいということがわかっていただけると思います。
「ものづくり補助金」の申請をするには?
ものづくり補助金の申請にあたっては、こちらをご確認ください。
公募要領〔一般型・グローバル展開型〕(4次締切分)
こちらの公募要項に記載されている書類をご自身で用意する必要があります。ただ、ご自身で申請される場合、先述した採択される割合を考えると労多くして益少なしとなってしまうかもしれません。
そこで、アクセルパートナーズでは、「ものづくり補助金」の申請サポートを行っています。冒頭で述べたような、具体的な事業計画や投資設備などが決まっていなくても構いません。お気軽にお問い合わせください!
詳しくはこちらをどうぞ。
記事監修:二宮圭吾 (中小企業診断士)]]>