サロン、飲食店などがインスタSNS集客を成功させる方法

二宮 圭吾
 編集: 二宮 圭吾
 株式会社アクセルパートナーズ代表・株式会社羅針(4℃ホールディングスグループ)常勤取締役

2009年にwebコンサルタントとして開業、2016年中小企業診断士登録。web集客や求人を中心に様々な支援を行う。独自の中小企業診断士ネットワークを運営。ブランド時計店GINZA RASINの常勤取締役や機能訓練型デイサービスとメディカルフィットネスを営むメディカルケアパーク伊勢原を経営。

スタッフさんにSNSを促しているもののなかなか思うように集客できないという悩みを聞くことがありますが、そもそも社長のみなさまがSNSをあまりやっていなかったりすると、
・具体的にどう頑張るべきか
・どうやってSNSスキルを教えるべきか
・どのように努力を評価するべきか
わからないかと思います。
そこで非常に重要な、「どのような頑張りをしてもらい、どのような結果を評価するべきか」ということをまとめました。

そもそもなぜSNSをやらなければならないか

大まかに分けると集客活動は
・広告
・口コミ
・リピート
に分けられますが、今までなら広告を打てば一定数の人が来てくれ、良いサービスをすれば自然に口コミ&紹介&リピートに繋がりました。
しかし、近年ではスマホとSNSの普及により広告のチャネルが広がり、口コミの威力が非常に強くなりました。
SNSは
・広告効果:お店からの発信
・口コミ効果:人づてによる露出アップと色々なユーザから評価されていることによる安心
・リピート:お店の案内を気軽にキャッチ
全てを網羅しています。
 

頑張って更新しても効果が上がらない理由

そんな万能なSNSですが、頑張っても効果が全然上がらないケースがあります。
(頑張っていないケースは割愛いたします。)
理由は
・広告効果
・口コミ効果
・リピート効果
この3つのうち集客に大きな影響を及ぼすのはどの効果なのかをしっかりと把握できていないことにある場合が多いです。。
この3つの効果の中でSNSが果たす役割として最も大きいのは
・口コミ効果
です。
広告でいえば検索エンジンの方が効果的なケースも多く、SNS以外でも打つ手はありますが口コミ対策はSNSが絶大な力を持っています。
 

どのような取り組みをしていくべきか

では、それを踏まえてどのようなアクションをしていくべきか。
SNS集客はお店のいいところやセール情報を発信することよりもユーザが口コミで広げてくれるように促すことが重要になります。
つまり、それをスタッフさんにしっかりと理解してもらうことが必要になります。
 

どのような目標を設定してどのような頑張りを評価すべきか

営業マンが売上目標達成を目指して努力するように、目指す目標であったり適正な評価指標をしっかりと共有することが重要になります。
では、これらのうち評価すべき事柄の順位を考えてみてください。
・たくさん更新している
・たくさんの人がリツイートやハッシュタグをつけて投稿してくれている。
・たくさんの「いいね!」がついている
どの順番で評価すべきかわかりますでしょうか。
 
 
 
答えは
1.たくさんの人がハッシュタグをつけて、自分のアカウントで投稿してくれている。
2.たくさんの「いいね!」がついている
3.たくさん更新している
になります。
うまくいっていない会社は2や3だけを促してはいないでしょうか。
それではしっかりとした効果を得ることができません。
ここではこれ以上テクニカルなお話は控えますが、とにかく
「ユーザに投稿してもらう」
ことを目標に掲げ、それをするための指導とそれができるスタッフを評価していくことが重要になります。
ただ、ここで一点注意してもらいたいのは、投稿してくれたとしてもお店の名前を紹介してくれないと口コミに繋がらないので注意が必要です。
例えば、お客様が

「気分転換にヘアスタイルを一新」
と更新してくれてもお店の名前がどこにも書かれていなければ意味がありません

お客様がちゃんとお店の口コミに参加してもらうためには、ハッシュタグで店名を入れてもらったり、お店の公式アカウントの投稿をリツイートをしてもらう必要があります。
では、どうすればお客様はわざわざリツイートしたり、ハッシュタグをつけて投稿してくれるでしょうか?
 

投稿してもらうために必要なこと

 

POPを用意する

よく見かける「Follow me」というものです。
ただここで注意して欲しいのはフォローしてもらうだけではなく、ユーザに投稿を促し、投稿時にハッシュタグを指定することです。
先ほども書きましたが、美容院で

「髪切ってきました!」パシャリ、ではお店の宣伝に繋がりません。

人間関係がそこそこできているならば
 
「このハッシュタグで投稿して!ノルマクリアしないとオーナーに怒られちゃうんだよね」
 
みたいな感じでお願いすることはできるはずです。
そのためにユーザが投稿しやすいようにちょっとしたPOPを見える場所に置いておくのは効果的です。

投稿したくなる写真を撮ってあげる

これも美容系になりますが、綺麗な状態で綺麗な照明、ロケーションでご自身のスマートフォンで撮影したり、変身するbefore afterをデータに残してあげるのは非常に効果的です。
その際
「ハッシュタグつけて投稿してね」
を忘れないようにすることが大事です。

お店のロゴや看板の前で撮影

「ハッシュタグをつけてください」
とお願いしてもお客様がSNS苦手だったり面倒くさがりやだとつい忘れてしまいます。
例えハッシュタグをつけてくれなかったとしても写真の中に店舗名が入っていれば確実です。
撮影スポットはぜひ店舗名が自然に入るように仕掛けていただくことをオススメします。

投稿したくなるような仕掛けを用意する

飲食店のメニューなどで、つい投稿したくなるようなものを1つ用意するのも効果的です。
特に飲食物の投稿はユーザもお腹いっぱいであるケースが多いのでインスタ映えするものをこちらから仕掛けると良いと思います。
コースターやデザートなどは狙い目になります。
「つい投稿したくなるネタ」を社内で話し合い実践できると良いと思います。

レスをする

せっかくユーザが投稿してくれたのであれば、公式アカウントからレスしてあげることをお勧めします。
近年書評をツイートすると著者が直接リツイートする文化が一般化してきておりますが、本人がレスしてくれると非常に嬉しいので投稿のモチベーションが高まります。
ぜひ、店名などでエゴサーチして投稿してくれた人がいたらレスをするように心がけましょう。

キャンペーンの実施

フォトコンテストなどを実施するのも効果的です。
「期間中指定のハッシュタグをつけて投稿してくれた人の中から最も良い写真を投稿してくれた人に〇〇プレゼント」
といった感じの企画になります。
フォトコンテストの良いところはユーザが良い写真を本気で競い合ってくれることにあります。
そこに店舗のハッシュタグが付いていれば良い口コミ効果が期待できます。
ステマが敬遠されている中で、フォトコンテストはステマに当たりませんので少し予算をかけられるときは有効です。
 
では、次にユーザがリツイートしたり、コメントしたりと拡散したくなるための投稿について考えたいと思います。

リツイート・コメントしたくなるような仕掛け

twitterでリツイートしたりすると、そのユーザのフォロワーにも会社の投稿を好意的な投稿として見てもらうことができます。
例えば1000人フォロワーがいる人がリツイートしてくれたら1,000人のアカウントで表示される権利を得ることができます。
フォローしている人の好意的なリツイートですので広告以上の強いインパクトを与えることができるのが口コミの威力になります。
既存のお客様にリツイート・コメントしてもらうためにはどうすれば良いでしょうか。

お客様を巻き込んだ投稿

もちろん事前許可が必要ですが、一緒に写真を撮って投稿することでリツイートやコメントしてくれる確率はグッと上がります。

共感を得られる投稿

苦労話や、めちゃくちゃ大事にしているサービスのこだわり、お客様から聞いた深いい話、夢などついリツイートしたくなるネタを投稿するのも良いと思います。
ただ、こればかりだと暑苦しくてブロックされてしまうかもしれませんのでたまに呟くくらいがいいと思います。
たまーにちょっとした弱音を吐くのも効果的です。
 

ユーザから投稿してもらっているスタッフを調べて評価する

最後に、良いことをやろうとしてもお客様に接するスタッフさんがモチベーションを持って取り組んでくれなければ意味がありません。
特に接客を仕事に選ぶ人はデジタル苦手な人が多いです。
そのため、ハッシュタグをつけて投稿しているユーザをチェックして、どのスタッフが口コミ構築に貢献しているかをチェックして特に素晴らしいスタッフさんを表彰すると良いと思います。
twitterのアナリティクスを見ると、どのフォロワーが拡散に貢献してくれているか確認することができますのでそのフォロワーを担当しているスタッフは誰なのかを把握することも重要です。
 
いかがでしょうか。
SNSはセンスが必要だと捉える人も多いと思いますが一定まではセンスがなくても伸ばすことができますので地道に頑張っていただくことをお勧めいたします。
・・うんちくを語っている著者のSNSアカウントは決して盛り上がってはいませんがご了承ください。

二宮 圭吾
 編集: 二宮 圭吾
 株式会社アクセルパートナーズ代表・株式会社羅針(4℃ホールディングスグループ)常勤取締役

2009年にwebコンサルタントとして開業、2016年中小企業診断士登録。web集客や求人を中心に様々な支援を行う。独自の中小企業診断士ネットワークを運営。ブランド時計店GINZA RASINの常勤取締役や機能訓練型デイサービスとメディカルフィットネスを営むメディカルケアパーク伊勢原を経営。

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