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無料で活用できる求人手法と特徴をご紹介!

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1.無料で活用できる求人手法とその特徴は?

①就職支援機関

求人票を作成して、就職支援機関である管轄のハローワークで求職者に職業紹介をしてもらう求人活動は、従来から活用されています。この手法は、主に地元を中心とした活動となり、地元からの採用を中心とする場合などには一定の効果があります。

その反面、どうしても求人の範囲が限られてしまうことになり、また採用するに至るまでにいくつかの段階を踏まなければなりませんので、求人活動の効率としてはあまり良くないといえるでしょう。

 

②求人情報サイト

求人情報サイトとは、人材を採用したい会社が求人情報を掲載するウエブサイトのことです。求職者は利用する求人サイトを選んで、掲載されている求人情報を収集します。

通常は求人情報を掲載する場合には掲載料などが必要となる有料のサイトが多いのですが、なかにはハローワークのインターネットサービスやジモティーなどの無料で求人情報を掲載できるサイトもあります。

 

これらの無料で活用できる求人情報サイトも、基本的な募集情報を掲載するうえでは十分な機能を備えており、簡単に求人情報を掲載することができます。ただし、ジモティーは地元の掲示板として、主に地域に密着した活動が中心になりますから、その地域から求人をする場合には有効ですが、やはり求人の範囲としてはあまり広くありませんし、ハローワークのインターネットサービスでは、求人情報のページからは応募することはできませんので、利便性は高くはありません。

 

なお、求人情報サイトとしては、リクナビやマイナビなどの知名度の高い有料サイトも多く活用されています。これらの有料サイトは、求人の範囲が広く、求職者への訴求力もあり、効果があがりやすいとされていますが、活用するにあたっては、費用対効果を十分に見極めることが必要といえるでしょう。

 

③求人検索エンジン

求人検索エンジンとは、さまざまな求人情報サイトや企業の採用ページに掲載されている募集内容を集約しているものです。求職者はそのサービスを利用することによって、さまざまな求人情報サイトなどからの求人情報を収集することができます。主な無料の求人検索エンジンとしては、株式会社リクルートの子会社が運営する Indeed、株式会社カカクコムが運営する求人ボックス、株式会社ビズリーチが運営するスタンバイ、そしてGoogleしごと検索などがあります。

 

Indeed、求人ボックス、スタンバイは、求人情報に特化したもので、求職者が検索した結果は求人情報の掲載元とリンクしており、求人への応募は主に掲載元から行います。また、それらの検索エンジン内に企業の求人情報のページを作成している場合には、そのページから直接応募することもできます。なお、その場合、企業が自社の検索結果がより上位に表示されるようにするために有料で掲載できるものもあります。

 

Googleしごと検索では、求職者はGoogleの検索エンジン機能を使って求人情報を収集できますが、応募はそれぞれの掲載元から行うことになりますので、企業は求人情報サイトや採用ページを作成していることが必要となります。

 

このような求人検索エンジンによる募集においては、その利用者数が重要な指標とされていますが、この手法は求職者にとって効率的に求人情報を収集することができるため、利用者数が多く、年々増加しています。特に Indeedは、求人の掲載数も多く、月間の利用者数では圧倒的な位置づけにあります。

 

④SNSの活用

自社のTwitterやFacebookなどを活用して求人情報を投稿する活動で、全国の利用者に簡単に求人情報を発信することができます。また、この手法では、自社から情報を届けるだけでなく、応募者とコミュニケーションをとることもできます。

 

⑤張り紙

求人情報を掲載した店頭ポスターを作成して求人の募集をかける活動で、飲食店やコンビニなどでよく利用されています。この手法では、求人が必要なときにすぐにでも募集を行うことができ、その店の利用者などに直接に訴求することができます。

 

⑥採用ページ作成

自社の採用ホームページを作成していない場合などには、Airワークやengageなどを活用すると手軽に採用ページを作成することができます。そして、作成した採用ページは、 Indeed、求人ボックスなどの求人検索エンジンに連携され、求職者が求人情報を閲覧できるようになります。

2.効率的な採用活動を推進するには?

このように無料で活用できる求人手法にはさまざまなものがあり、またノウハウが必要となることもありますので、これらの手法を活用して効率的な採用活動を推進するうえでのポイントについて紹介します。

 

無料の求人検索エンジンの上手な活用

一般的には、無料の求人検索エンジンを活用することによって、広範囲にわたって多数の求職者に対して訴求することが可能となります。また、掲載料などの採用コストを削減することもできます。

しかし、無料の求人検索エンジンでは、掲載されている会社の数が非常に多いために、自社の求人情報が求職者に閲覧される機会が少ないと見逃されてしまうようなこともありえます。

 

そこで、無料の求人検索エンジンをうまく活用して応募に結びつけていくためには、求職者に対して、インパクトのある募集内容を作成したり、タイムリーな情報の提供や更新をするなどの運用面でのノウハウが必要です。さらに、求人募集の実効をあげるためには、その手法の活用による効果を検証して改善するサイクルを継続的に回していくなどのプロセス面でのノウハウも必要になってきます。

 

採用戦略の設計

経営活動において重要な採用活動においても、会社経営の面からコストという制約はもちろん必要です。しかし、狙いの人材の獲得という効果をあげられなければ、その活動は徒労に終わってしまうだけにとどまらず、事業運営に支障をきたすことにもなりかねません。

そこで、採用活動のコストパフォーマンスをあげるには、それぞれの求人手法の特徴やメリットとデメリットを正しく把握したうえで、自社の求人ニーズに応じてこれらの手法を使い分けたり併用するなどして、自社ならではの独自の採用活動を推進することが重要です。

つまり、効率的な採用活動を推進するためには、自社の採用目的に適した手法の活用を検討することも含めた採用戦略の設計が必要となります。

3.まとめ

このように、会社が事業を継続・発展させるための根幹となる人材を獲得する採用活動を効率的かつ効果的に推進するには、採用戦略の設計や求人手法の運用面・プロセス面でのノウハウが非常に重要となってきます。

このような観点から、今一度 自社の採用活動の実情について点検してみてはいかがでしょうか。

 

株式会社アクセルパートナーズでは、 Indeedを中心とする求人検索エンジンの運用をはじめ、採用に関して幅広く知見やノウハウを蓄積してきていますので、お気軽にご相談ください。

   

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この記事の監修

アクセルパートナーズ 代表取締役二宮圭吾

中小企業診断士
株式会社アクセルパートナーズ代表取締役 二宮圭吾

WEBマーケティング歴15年、リスティング・SEO・indeed等のWEBコンサルティング300社以上支援。
運用型広告の知見と経営者として自社の採用に携わっている経験を元に様々な業種の採用改善に携わる。

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