Indeedとスタンバイ、求人ボックスの違いを徹底比較
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Indeed、スタンバイ、求人ボックスと、求人に特化した求人検索エンジンの種類は豊富にあります。
しかし求人検索エンジンのそれぞれの強みを、理解できていますか。
求人検索エンジンの特徴を知り、目的に合わせて使い分けることが、ご自身の会社が求める人材への効果的なアピールにつながります。
この記事では、各種ある求人検索エンジンの中でも、特に大規模に展開する、Indeed、スタンバイ、求人ボックスの3つを取り上げ、
特徴やメリットや知っておきたい注意点を比較します。
目次
求人検索エンジンの仕組み
求人検索エンジンとは、求人に特化した検索エンジンのことです。
検索エンジンというと、GoogleやYahoo!を連想するかもしれません。
ユーザーが自分の知りたい情報のキーワードで検索してインターネット上の情報を絞り込むという、基本的な仕組みは同じです。
ただし求人検索エンジンの場合は、求人情報が集約されています。
ユーザーは、職種や勤務地をキーワードに、求人情報を検索するのが一般的です。
求人検索エンジン5つのメリット
求人検索エンジンには、次の5つのメリットがあります。
・採用コストの削減
・求職者への訴求力が高い
・地方の求職者にもアピールできる
・求人したい時だけ広告を出せる
・求人活動のデータが残る
求人検索エンジンは、無料で掲載できるサービスが多い、という特徴があります。
求人サイトや人材紹介サービスを利用すれば、数10万円程度の予算を割かなければなりません。
求人検索エンジンを活用すれば、コストパフォーマンスの高い採用活動が可能です。
また求人検索エンジンは、さまざまな求人サイトから情報を集めて掲載しています。
そのため、自社の求人情報が求職者の目に触れる確率が高まりやすく、欲しい人材とマッチングする確率が高くなるのもメリットです。
さらに求人検索エンジンには、地方の求人に強い傾向があります。
都市部以外の地域を対象に求人活動をしたい場合にも、求人検索エンジンは力強いサポーターです。
有料サービスにはなりますが、求人検索エンジンでは、求人情報を配信する対象を選択することも可能です。
求人したい時だけ広告を出して、訴求力を上げるといった調整ができます。
求人広告に対するユーザーのリアクションのデータを、閲覧することもできます。
より効果的な採用活動の方法について、検証するために有益です。
こういったメリットが期待できることから、広く活用されているのが求人検索エンジンです。
求人検索エンジンの弱点
効果的な採用活動に欠かせない求人検索エンジンですが、次のような弱点もあります。
・上位表示させないと効果が薄い
・運用の知識が必要
GoogleやYahoo!といった検索エンジンと同様に求人検索エンジンも、求人情報が上位表示されないと、高い訴求力を期待できません。
むしろ、大量の求人情報に埋もれてしまうデメリットもあります。
求職者に効果的にアピールし応募につなげるためには、求人検索エンジンの運用に関する専門的な知識が必要です。
採用マーケティング分野に特化した人材や部署がない場合は、アウトソーシングを活用するという方法もあります。
Indeed、スタンバイ、求人ボックスの違い
求人検索エンジンの種類は豊富にあります。その中でも日本で広く利用されているのが、Indeed、スタンバイ、求人ボックスです。
それぞれの違いを、表にまとめたものが以下です。
Indeed、スタンバイ、求人ボックスの特徴
(いずれも2022年12月現在の情報です)
(参考URL:
*1 similarweb
*2 Indeed
*3 similarweb
*4 スタンバイ
*5 求人ボックス
*6 similarweb
*7 求人ボックス
*8 求人ボックス採用ボード)
Indeedの特徴
Indeedは、数ある求人検索エンジンの中でも最大手です。圧倒的な利用者数を誇ります。
GoogleやYahoo!といった検索エンジンでの検索にも強く、Googleで求人検索すると、Indeedの求人情報が上位表示されるのは、Indeedの大きなメリットです。
ただし求人情報が膨大なため、競合が多すぎるのはデメリットです。
Indeedの強みを生かすには、求人に対する求職者のリアクションデータを見ながら、最適な見せ方を検討する必要があります。
スタンバイの特徴
求人掲載から採用まで、すべて無料で利用できるスタンバイは、コストを抑えながら求人検索エンジンを活用したい場合に適しています。
しかしGoogle での検索に弱い傾向があります。スタンバイを利用する際は、戦略をたてて広告掲載することが重要です。
求人ボックスの特徴
Indeedに次ぐ規模の求人検索エンジンである求人ボックスは、食べログや価格.comといったプラットフォームを運営してきた、
カカクコムが運営しています。ユーザー目線を知り尽くしたサイト構成で、高い訴求力が期待できる求人検索エンジンです。
ほかの求人検索エンジンに比べると、若干ではありますがクリック課金の単価が高いのが弱点です。
広告の見せ方や広告を出すタイミングを熟慮し、確実な人材獲得につながるよう、計画的に活用するとよいでしょう。
Indeed、スタンバイ、求人ボックスのどれに掲載したらよい?
結論 、Indeedを軸に、ほかの求人検索エンジンを併用するのが理想です。
初めて求人検索エンジンに掲載する場合、また複数の求人検索エンジンを使う場合でも、
最大規模の求人検索エンジンであるIndeedは、押さえておきたいところです。
ユーザー数が多く、GoogleやYahoo!からの流入も見込めるので、高い訴求効果を期待できます。求める人材に出会う確率も高まることで、採用課題の改善も可能です。
しかしスタンバイや求人ボックスも、見逃せません。
スタンバイや求人ボックスを活用すれば、Indeedではフォローしきれない領域での求人や、地方での求人に対応可能です。
Indeedを活用しながら、用途に合わせてほかの求人検索エンジンも併用していくスタイルをとるとよいでしょう。
ただ求人検索エンジンの運用には、求人マーケティングの知識やデータの分析、検証といた手間がかかります。
どの求人検索エンジンが自社に適しているのかを見極めるのも、容易ではありません。
求人検索エンジンのメリットを最大限享受しながら費用対効果を高めるなら、
求人検索エンジンに特化した運用サポートサービスを活用するのもひとつの有効な方法です。
まとめ
Indeed、スタンバイ、求人ボックスをはじめとする求人検索エンジンは、採用課題の解決に貢献する有益なツールです。
求人検索エンジン市場は、今後も拡大すると見込まれています。
競合がぞくぞくと参入する前に、求人検索エンジン毎の特徴や強みを理解して、効果的な採用活動に役立てたいところです。
社内での運用が難しい場合は、求人検索エンジンを運用するプロのサポートを受けるのも有効です。
求人検索エンジンで効果的に採用活動することに特化したスペシャリストに依頼すれば、人材不足の悩みの改善が加速度的に進むでしょう。
アクセルパートナーズでは、求人検索エンジンの運用サポートもおこなっています。ご多忙な経営者様や採用ご担当者様のご負担を軽減しながら、採用課題を改善する一助をお探しであれば、ぜひアクセルパートナーズにお問い合わせください。
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この記事の監修
中小企業診断士
株式会社アクセルパートナーズ代表取締役 二宮圭吾
WEBマーケティング歴15年、リスティング・SEO・indeed等のWEBコンサルティング300社以上支援。
運用型広告の知見と経営者として自社の採用に携わっている経験を元に様々な業種の採用改善に携わる。