地域の新たな取組み【事例紹介】 農林漁業の6次産業化とは?
6次産業化(6次化)」を知っていますか?
生産者と距離が近づくキーワード!とのこと。
概要をみていきます。
(出所:農林水産省)
1. 6次産業化とは
6次産業化(6次化)とは、1次産業を担う農林漁業者が、加工(2次産業)、流通・販売(3次産業)にも取り組む経営形態のこと。 つまり、農林漁業者のみなさまが生産した農林水産物を活用し、新商品を開発、新たな販路の開拓などをおこないます。 農産物などの生産物がもともと持っている価値をさらに高めて、農林漁業者の所得(収入)を向上していきます。 このように、農林水産業を活性化させ、農山漁村の経済を豊かにしていこうとするものです。 以下は、農林水産省発行のフリーペーパー(最終ページ)[PDF形式:10,027KB]から抜粋したものです。
2. 取組事例
令和元年度6次産業化「農林水産大臣賞」を受賞した事例を紹介します。【若い担い手の育成と全国の遊休農地を活用した業務用野菜の生産・加工・販売】
■事業内容 農業(大規模露地野菜)および食品加工業(生鮮カット・冷凍・乾燥) ■取組の特徴と強み ・国内13か所で遊休農地等を引き受け、キャベツやほうれん草などの大規模露地栽培をおこなう。 ・農業の無駄や非効率を解消し、儲かる農業を実践するために、加工場を建設し、6次産業化に取組む。 ・生産した農作物を、自社の加工場、冷凍工場で1次加工をおこなう。 ・加工品は、販売会社を設立し、食品メーカー等に販売。 ・約8年で一人前の担い手を目指す教育プログラムを導入し、若手を育成。 その他に、取り組む際に生じた課題や、現在の課題なども紹介されていますので、以下をご参照ください。 「6次産業化優良事例表彰」の詳細はこちら
