中小企業の経営戦略策定やドメインに必須!自社の強みを活かす
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目次
1.強みとは
強みとは、他社がマネできない技術やノウハウを保有することで、他社に対して優位性をもつことです。「コアコンピタンス」と呼ぶこともあります。 世の中にある企業は、何かしらの強みをもっており、強みがない企業は存在しえないといえます。 ただ、実際には自社の強みが何であるのかに気づいていないことも多々あります。 たとえば、「人気のラーメン屋さんの店主は、お店の味が優れていると思っているが、実際は駅前にあるという立地が良かっただけ」ということもあります。2.経営資源
経営資源には、有形資源と無形資源があります。 有形資源とは、「ヒト・モノ・カネ」のことです。 中小企業においては、有形資源では大企業に勝つことが難しいため、強みにはなりにくいです。 無形資源とは、「信頼・ブランド・こだわり・技術・ノウハウ・知識・経験」など目に見えない資源のことです。 これらは、長い時間をかけて築きあげるため、他社がマネすることが難しい場合も多く、自社の強みとなりえます。3.具体例
一般的に、中小企業は大企業にくらべて、経営資源をもっていません。しかし、大企業が必ずしも優れているわけではなく、規模が小さい企業には小さいことの「強み」があります。 具体例をみていきます。 ■メーカー ・職人の技術力と商品開発力 ・長年蓄積した特殊な技術力 ・一貫受注生産が可能なこと ・技術力強化により蓄積したコスト低減ノウハウ ・大手より優位性がある少量かつ複雑形状への加工技術力 ■小売業 ・店舗女性社員の販売促進ノウハウ ・こだわりの接客 ・顧客との関係性 ■製造小売業 ・ギフトなどの商品開発力 ■サービス業 ・店員の親しみやすさ ・花を美しく見せるアレンジ力 ・季節感を表現できるデザイン力 ・雰囲気に合わせて提案を行える接客力 ・外国語対応 ほんの一例をあげてみました。 他にも様々なものが考えられますので、自社にどんな強みがあるのか考えてみてくださね。 その際に、「顧客から評価されていること」や「競合と比べて優れていること」という視点で考えてみるのも、一つのヒントになります。 今後さらに強みを強化して、競合他社よりも優位性をもち、ニッチ市場でトップを狙いましょう。3.まとめ
国が推進している成長戦略や競争戦略など、経営戦略を策定するときに、強みを把握することは必ず必要になります。 なぜなら、強みを活かして、顧客のニーズや市場の機会に対応していくからです。 自社の強みがわからない場合は、公的機関や支援機関、専門家を活用して、確認してみるのも一つの手です。 強みを強化して付加価値を高め、収益を向上させて、事業を継続していきましょう。 ]]>補助金に関するお悩みは
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この記事の監修
中小企業診断士
株式会社アクセルパートナーズ代表取締役 二宮圭吾
WEBマーケティング歴15年、リスティング・SEO・indeed等のWEBコンサルティング300社以上支援。
事業再構築補助金、ものづくり補助金、IT導入補助金等、補助金採択実績300件超。
中小企業診断士向けの120名以上が参加する有料勉強会主催。