2020年「IT導入補助金」公募開始 中小企業の働き方改革などをIT技術導入で支援
-
公開日:
「IT導入補助金」サイト
IT導入補助金は、
・経営状況を「見える化」したい!
・業務を自動化したい!
・働き方を改革したい!
など、IT技術を導入して、業務を効率化したい方々を後押しします。
※1次公募(臨時対応)
【交付申請期間】2020年3月13日(金)~2020年3月31日(火)17:00
【事業実施期間】交付決定後~2020年9月30日(水)
では、IT導入補助金の内容を確認してみたいとおもいます。
目次
1. 1次公募(臨時対応)における留意点
今回の公募は、昨今の新型コロナウイルス感染症の感染拡大にともない、影響を勘案した景気対策として緊急的に行われる補助対策のようです。 「IT導入補助金2020 1次公募(臨時対応)」の詳細はこちら 通常の公募とは異なり、いくつか留意点がありますので、確認したいとおもいます。 ≪留意点≫ ■本公募における規程・申請要件等は、1次公募(臨時対応)に限り有効であるものとし、次回公募以降に実施される公募については、規程・制度及び要件等が変更される可能性を考慮し、1次公募(臨時対応)以降に本事業のホームページ等で事前に情報公開するものとする。 ■本公募に限り、IT導入支援事業者及びITツールの新規登録は受け付けず、平成30年度補正の本事業においてIT導入支援事業者及びITツールの登録を受け、交付決定を受けた補助事業者を有するIT導入支援事業者とそのIT導入支援事業者が登録したITツールを本公募期間中のIT導入支援事業者及びITツールとして取り扱う。 IT導入支援事業者については本事業のホームページに掲載の「IT導入補助金2020_1次公募(臨時対応)用IT導入支援事業者一覧」リストを参照すること。 ※ITツールについては、前述したリスト上でIT導入支援事業者名を押下し、詳細情報から確認すること。 なお、次回公募以降に実施する公募に向けては、改めてIT導入支援事業者の登録申請及びITツールの登録申請を行い、事務局に登録された事業者がIT導入支援事業者となるため予め留意すること。 ■IT導入補助金2020での交付申請では、原則GビズIDプライムアカウントの取得が必要となるが、本公募(臨時対応)に限りGビズIDプライムアカウントを必須としない。次回公募以降に交付申請を検討している場合は、事前にGビズIDプライムアカウントの取得を行っておくこと。 ■前述の通り新型コロナウイルス感染症の感染拡大による影響を鑑み、在宅勤務制度(テレワーク)の導入に取り組む事業を優先的に支援するものとする。(詳細は本要領「4-2 加点項目」参照) ■本公募は、A類型の申請のみを対象とし、B類型の申請については次回公募以降に実施する。 ■本公募にて交付決定を受けた補助事業者は、少なくとも令和2年度中に実施される本事業での公募には重複して交付申請を行えないため注意すること。 今回の1次公募(臨時対応)は、2次公募以降とは異なる点がありますので、「交付申請の手引き」等で内容をしっかりご確認ください。2. IT導入補助金の概要
≪加点項目と減点項目≫ ●加点の対象 ①在宅勤務制度(テレワーク)の導入に取り組んでいる ②地域未来投資促進法の地域経済牽引事業計画の承認の取得 ③地域未来牽引企業 ④固定資産税ゼロの特例を措置した自治体 ⑤クラウドを利用したITツール導入の検討 ●減点の対象 申請時点において、過去3年間に、類似の補助金(平成28年度補正サービス等生産性向上IT導入支援事業、平成29年度補正サービス等生産性向上IT導入支援事業、平成30年度2次補正サービス等生産性向上IT導入支援事業、令和元年度補正サービス等生産性向上IT導入支援事業)の補助金の交付を受けた事業者は、審査上の減点措置を講じる 詳細はこちら3.成功事例
具体的なイメージが湧くように、いくつか成功事例をみてみます。事例①
事務業務担当の変更や後継者問題など、長年の勘から脱却するべく、補助金を活用して販売管理システムを導入。売上の多い得意先の需要予測や仕入単価の推移の見える化をおこない、売上が増加した。事例②
補助金を活用し、勤怠管理ツールを導入。タイムカードと給与管理システムを連動させることで、入力・集計作業が毎月10時間ほど短縮。社内規定の見直しなども行い、さらなる社員のモチベーションアップにつながった。事例③
これまで紙で管理していた業務日誌等を、ITツールで管理することで転記のための手間や転記ミスがなくなった。4.まとめ
今回の1次公募(臨時対応)については、通常の公募とは異なる点がいくつもありそうです。 交付規程・公募要領・交付申請の手引きなどをよく読んで、申請・手続きを進めてください。 「IT導入補助金2020 1次公募(臨時対応)」 よく分からない場合は、専門家にご相談することをおすすめします。 ]]>補助金に関するお悩みは
アクセルパートナーズに
お任せください!
補助金の対象になるのか、事業計画から相談したい等
お客様のお悩みに沿ってご提案をさせていただきます。
まずはお気軽にご相談ください。
この記事の監修
中小企業診断士
株式会社アクセルパートナーズ代表取締役 二宮圭吾
WEBマーケティング歴15年、リスティング・SEO・indeed等のWEBコンサルティング300社以上支援。
事業再構築補助金、ものづくり補助金、IT導入補助金等、補助金採択実績300件超。
中小企業診断士向けの120名以上が参加する有料勉強会主催。